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〜植物の上陸〜
約5億年前に大気中の酸素濃度が現在の10分の1ほどになり、上空にはオゾン層できはじめていました。
オゾン層ができはじめたおかげで地表に届く紫外線の量が減り、生物が陸上に進出できる条件がひとつ、 クリアされました。
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オゾン層ができたとはいえ、そのころの地上は砂漠のようにカラカラに乾燥 していました。
そんな地表で唯一、植物が生きて いけたのが川や沼のような淡水環境でした。雨が少なければ水は干上がってしまいますが、なかには生き残った植物もいたことでしょう。
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最古の陸上植物
クックソニア
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陸地に上がった植物は、乾燥から身を守るために「クチクラ」という水や空気を通さない物質で体を覆い、さらに呼吸をするために「気孔」という穴をつくりました。そのおかげで乾燥に耐えられるようになり、植物は水辺から離れても生きていけるようになりました。
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陸上に適応した植物の体は色々と変化していきました。 茎と根と葉の構造がハッキリと分かれ、茎の中に水と養分の通り道である「維管束」ができ、根は地中深くへ伸びて植物の体をしっかりと地面に固定することができるようになりました。
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陸上に適応した植物が大地を覆うようになると植物同士の光の取り合いがはじまりました。
まず、太陽に向かって高く伸びていくものが現れ、その中から「木」という丈夫な維管束もった植物が現れました。
そして木が生い茂った「森」が誕生しました。
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森(イメージ)
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