化石をクリーニングしよう

プロローグ  僕達が住んでいる町には、雨滝山という山があり、中腹には雨滝自然科学館があります。ここには、雨滝山で採れた世界最古のナマズの化石などが展示されています。
 実際に、雨滝自然科学館で、化石のクリーニングを体験してきました。
雨滝自然科学館 ナマズの化石
 化石をクリーニングするために必要な道具は、ハンマー・ハケ・タガネ・岩を支えるマットなどです。(写真左)
 また、専門家になると使う道具がとても多くなります。(写真右)
 他にも、ダイヤモンドカッターを使うこともあるそうです。
必要な道具 専門家の使う道具
 まず始めに、岩全体を眺めてすでに見えている化石がないかを探します。 石をよく見る
 その後、タガネや手で岩石の形をある程度崩します。 形を崩す
 そして、形が小さくなったところで見えた化石をクリーニングしていきます。写真のような化石なら、タガネや針などで、削るだけでよいそうです。 化石発見 周りを削る
 化石の大体の位置や形、大きさが分かるので、必要のない部分を先に削ってしまいます。 埋もれている 必要のない部分を削る
 岩を削りやすくするために水をつけて、土をやわらかくすることもあります。 水をつける
 後は、化石を割らないように慎重に削っていけば終了です。 クリーニング完了
 今回、貝の化石とサンゴの化石をクリーニングすることができました。
 この地層は、約200万年前の比較的新しい地層だと推測されています。
貝の化石1 サンゴの化石
貝の化石2
エピローグ  また、砂の中に小さな化石がたくさん混ざっていることがあります。この場合は、「一つの石を細かく砕いて、ふるいにかける。」という作業を繰り返すと、砂と化石が残ります。 小さい化石有り
↑ページの先頭に戻る

前の課題へ メニューへ戻る 次の課題へ