岩なだれ

【岩なだれの特徴】
なだれというと大量の雪が斜面を滑り落ちる現象をいいますが、火山でも噴火や地震をきっかけに山が崩れてしまうことがあります。この現象を「岩なだれ」といいます。岩なだれは頂上付近で発生するほど威力が大きくなり、下流に大災害をもたらします。また、流れる方向や到達距離を予測するのが難しいことも、岩なだれの特徴の一つです。

【予想される被害】
-人命への被害-
やはり人命、人体への被害が一番懸念されます。ただ、岩なだれは地震などに伴って発生するため、必ずしも岩なだれが直接的な原因とはいえません。

【代表的な被害例】
1888年に福島県の磐梯山で477名の犠牲者を出す大災害となりました。また、アメリカのセントへレンズ山では火山研究者たちが観測してる最中に岩なだれが起き、珍しい自然災害の映像が残っています。

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