狂犬病
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予防br>
発症後の有効な治療法は存在しない。
が、感染前(暴露前)であれば、
ワクチン接種によって予防が可能。
そのため日本では
狂犬病予防法によって、
飼い犬の市町村への登録及び
毎年1回の狂犬病ワクチンの予防接種が義務付けられている。
また、日本では狂犬病が撲滅しているので、その危険を軽視しがちなのが現実。
日本人旅行者は、犬などを見るとなでたり、直接エサをあげてしまうことが多いですね。
しかし、狂犬病は世界のほとんどの大陸で見られていて、毎年たくさんの死亡者が出ているのも現実。
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治療法
発症すればほぼ確実に死亡するので、感染の可能性がある場合には必ず次のような対処が必要である。
・咬傷を受けたらまず
傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒する。
狂犬病ウイルスは弱いウイルスなので、これで大半は死滅する。
このとき、傷口の唾液や血液を口で吸いだしたりすることは絶対にしないでください。
・そしてすぐに
ワクチン接種を開始する。
事前に
予防接種をしていなければ合計6回、していれば2回接種する。
この接種は潜伏期間内に必要回数を受けなければならず、
咬傷部位によっては接種回数が間に合わず発病に至ってしまうケースもある。
噛んだ犬に飼い主がいる場合であれば、その犬が予防接種を受けているか飼い主に確認しましょう。