Polio

ポリオ



予防
経口ポリオ生ワクチン又は不活化ポリオワクチンの接種が有効。

ポリオワクチンとはこの病気に対するワクチンです。

ポリオの予防接種にしようしているワクチンは
「生ワクチン」「不活化ワクチン」の2種類があります。

ポリオウイルスには3つのタイプがあるため、
ポリオの生ワクチンには、弱めた3つのタイプのウイルスが入っています。

ワクチンを接種することで、それぞれに対する免疫がつき、ポリオの感染を予防することができます。
しかし1回の予防接種だと3つ全てに対する免疫がつかないことがあるので
日本では生後3ヶ月〜90ヶ月未満の間に6週間以上の間隔をあけて2回予防接種をすることになっています。
また、流行している地域では、食事の前に手洗いをしっかりして、経口感染を予防しましょう。

治療法
病原ウイルスに直接効く薬はなく、初期の症状には安静を保ち、
背中や手足の痛みには、温湿布や鎮静剤が用いられる。
呼吸困難が生じた場合は人工呼吸器が用いられる。
麻痺には、マッサージや電気療法、運動療法などが用いられる。