鳥インフルエンザ(H5N1)
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病原体:
鳥インフルエンザウイルス(bird flu virus)
鳥インフルエンザとは「鳥インフルエンザウイルスによって起こる
鳥の感染症です。
A型インフルエンザウイルスのうち、鳥インフルエンザは病原性が高いウイルス感染症です。
このウイルスには非常に強いものとそうでないものがあります。
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感染経路
鳥から鳥への感染が主です。
しかし、鳥からヒトへの感染があるという報告も増えてきています。
鳥に接触したり、その排泄物に汚染されたものに接触したりして感染します。
特に、
感染した鳥などを殺すとき、羽の除去、食肉加工などのときがリスクは高いです。
現在では、ヒトからヒトへの感染はとても限定的なものと言われています。
しかし、大量の鳥インフルエンザウイルスが人の体内に入ってしまうと
人に感染してしまう恐れがまれにですがあります。
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潜伏期間
2〜7日の
潜伏期間といわれています。
しかし、2週間を越えて潜伏するという報告もあります。
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症状
通常の
インフルエンザと同じような高熱、咳などの症状です。
しかし、全身の臓器に異常が生じ、多くの臓器が不全になり、重症化して死亡する場合もあります。
WHO(世界保健機関)によると
2006年には
アジアを中心に世界中で流行し
115人が鳥インフルエンザを発症、そのうちの79人が亡くなってしまったと発表しています。
1918年に鳥インフルエンザが変異して人間に感染したケースがあります。
それは
スペイン風邪と呼ばれ世界中で大流行しました。
近年の鳥インフルエンザウイルスは人から人へ感染するような変異はまだ見られていませんが
新たな新型インフルエンザになる可能性はあります。
再びスペイン風邪のような大流行を起こさないために世界的な対策が練られています。
予防,治療へ