聴覚障がい児教育
また、とある金曜日の朝…
学校に着くと、奈緒と悠輝くんが話をしていました。
" おはよう"
「 おはよう 」
"昨日は何かあった?"
「得にはなにも…
"え〜 あれ、難しくない?"
「難しい!難しい!!」
ワクさんというのは、数学の先生のあだ名である。
姿? 格好? 雰囲気?
まぁ、とにかく、某番組のキャラクターに似ていることから名付けられた。
という、やりとりを奈緒としていると、悠輝くんが話しかけてきた。
「なぁ、何で昨日の午後、いなかったんだ?」
"聾学校に行ってたの"
そう、毎週木曜日の午後は、聾学校で授業を受ける日なのだ。
口話や手話、その他いろいろ、聾者として必要なことを学びに行くのである。
手話トップに戻る