遺伝子組み換えについて



品種改良についてよくわかったわ!とても長い歴史があったんだね。

でもさ、品種改良って、手間も時間もかかるし、うまく改良できなくて失敗するリスクも高いんでしょ?

「そうなんだ。たとえば、さっきのページでやったように、害虫に強いけどまずいって言う品種とおいしいけど害虫に弱いっていう品種があったら、それらを組み合わせて害虫に強くておいしいっていう品種ができたらいいよね?
でも、確実にそういう性質を持った品種ができるとは限らない。そうするとお金もかかってしまうし、あまりよくないんだよね。そこで開発されたのが、「遺伝子組換え」技術だ。

なんだか難しそうな名前…

スーパーとかで売られている商品の中に、「遺伝子組換え作物です」っていうシールが貼られているものがあるわ。

じゃあ、今度は「遺伝子組換え」について学んでみよう。

遺伝子組換えとは?

「遺伝子組換え」とは、生物の遺伝的な性質を人為的に操作・改変し、作物に対して新たな性質を持たせることです。
例えば、大豆であれば、遺伝子組換えを行なって、実の大きさを大きくしたり、害虫や病気に強くする場合があります。
遺伝子組換え作物は、主に「食用」「非食用」に分けられます。
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