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ディスカッションの記録

コミュニティバス

C「コミュニティバスで良いと思ったことは?」
S「商店が出資が良いと思います」
K「利益をあげられるし、利用者は便利なところに行けるし、割と利害が一致している」
F「コミュニティバスは簡単に安々と走らせている所が多いから、審査を厳しくして住民の要望に応えられているかをしっかり調べる。住民からもしっかり運行されているかを監視すべき」
C「買い物バスや送迎バスをコミュニティバスという名目で走らせられる。CSR(企業の社会的責任)という面でも一石二鳥である。」
K「地域住民主導型が良い(今までのと被ることも多いが?)」
C「他の意見が無いとディスカッションにならないよ」
K「地域住民主導にしても笑点出資でも最終的に目指すところは一緒なのでは」
S「自動運転は実現すればメチャメチャいいけど今は難しいかも」
Y「自動運転って人件費減らす以外にメリットある?」
F「ない」
S「安全になるみたいな」
Y「まだ安全とは言えない」
F「全面的に完成できれば」
F「スクールバスの活用は...スクールバスと商店を融合させれば商店・学校・地域の3つに利益を出せる」
C「朝はスクールバス、昼は商店、夕方はスクールバス」
C「それはさっき言ってたスクールバスは朝と夜だけじゃね?というところにかかってくる」
Y「スクールバスは学校側が運行するものだから」
K「この文章ではスクールバスはバス会社が運行していることになっているから」
S「学校がバス会社に依頼して走らせていることになっているらしい」
F「ルート変更はそもそも前提としてやっておくべき。今更ルート改善だとか言ってる時点で手遅れ」
F「そういうのは結局税金を浪費しているだけ」
C「やっぱり住民に寄り添うってことだよね」
C「住民の意見をくみ取ってそれをフィードバック」
K「住民の意見を聞いたうえでの商店の出資」
一同「じゃあ駅に行くときはどうすれば?」
F「商店にバスターミナルを作って、駅と商店を往復するシャトルバスを作れば。そのうえで住宅地の方面にも走らせれば」
Y「商店にはそんな大きなバスロータリーを作る場所はないのでは」
F「ターミナルじゃないけど南大山みたいにバス停を作ってそこをいろいろな路線を通せば...」
C「昔はよく幹線バスと支線バスという考え方があって神奈中のふじみ号。あれはツインライナーと小型バスの連結に失敗した例」
F「じゃあデマンドをくっつければ」
F「商店と駅を結ぶ路線を基幹に商店と住宅地を結ぶ路線も作る。住宅地から駅に直接行きたい需要はデマンドバスで拾えば」
K「このままだと全部を取り込むことになっちゃいそうだから被るところを消せば良い。どこを消すかを考えた方が早い」
C「提案して、それをまとめれば...」
C「駅まで直接行くデマンドバスを作るのはそれこそ金かかるし...」
F「駅と住宅地を結ぶ路線をすべて商店を経由させれば。例えば那覇の国際通りのように」
K「全てのバスが同じ商店を経由するってこと?」
F「商店街に1個ターミナルを作ってそこを全部の路線を経由するようにすれば」
S「直行型ルートは増やしすぎると時間がかかる」
F「じゃあ通勤通学時間帯だけ走らせるとかは?」
Y「横浜市営バスのお買い物バスとかは商店の出資に近いんじゃないか」
Y「買い物客に対してバスの割引券とかリーフレットを配ったり」
F「地方のコミュニティバスの場合少ない乗客が分散しているからおのずと乗客が減るし、乗客を増やそうとすると路線を絞らないといけないから利便性も下がってしまう」
Y「団地を経由すればそれでいいんじゃないの」
F「今はそうしてるんだけどそれは不便だというのが現状。しかも路線を細かくすると今度は乗客が減ってしまう」
F「地元住民としてはバス路線が無くなったら困るけど、どうせ残るだろうという甘い気持ちがある。じゃんじゃんと廃止します、廃止しますって圧力をかけたほうが良い」
K「一応5項目があって、ルート変更・商店が出資・スクールバスの活用・住民型・デマンド型。どれをまとめるのか」
C「デマンド型の需要は少ないなぁ。サイトにはないけどアンケート(文化祭)にあったUBERの活用どうこうってあったな。でも近くの住民同士で助け合うことで解決できるなぁ」
Y「乗り合いタクシー的な?」
S「じゃあ地域住民主導型ってこと?相乗りみたいな」
C「誰々がどこどこに行くよっていう情報ってのは大体お隣さんとかの小さい単位でしか共有されないから。UBERとは違うけど自治体が主体となって、誰々が〜に行きますよっていう情報を把握して、相乗りできますよ的なことができればデマンド型が必要なくなるし..」
Y「それをやると自治体への負担がものすごいことになりそう」
C「自治体は仲介だけすればいいんだよ」
Y「それをやるとしたら企業がやるってこと?」
K「主体となるのは地域住民じゃないの」
Y「UBERっぽいのを整備してどうこうってやっぱりお金かかるじゃん..」
F「そもそも地方住民が公共交通を使わない理由ってのが家の遠くにバス停があるとか運行頻度が少ないとかだから、バス停をこれでもかってくらいに設置して頻度を増やして車体を4,5人乗りの小さいのにして、かつ自動運転にして人件費を削減するのが理想的だけど。それは無理だからダメなんだよ」
C「そもそも完全な自動運転が普及したら公共交通機関が必要なくなる」
Y「そもそもこんなことで悩まないと思う」
C「学生とかでもバスで行くのだるいなぁと思ったとしたら、じゃあ自分自動運転の車1台持ってるからこっから学校までどうぞみたいな」
K「項目的には自動運転は両方にかぶっていて別のものとして扱った方が良いわけ。自動運転は1つとして争点にかけていいんじゃないか。ここは一応コミュニティバスに入っていないから、一旦置いといてとりあえずコミュニティバスの中で一つの文章を作りあげた方が良い」
F「そもそもコミュニティバスを地元住民が利用するってことにこだわりすぎで、そういうところに観光需要で乗るということも考えて観光化を行う。コミュニティバスでも観光化を行う」
K「コミュニティバスが入るような場所は観光ではないような」
C「どこでも観光化をやっちゃうとお金めっちゃかかる」
K「今現在偏ってるところにサービスがあるわけだからそれは...」
F「田舎ではそもそも勝手に乗り合いとかしてるから婆ちゃん家とか。すでに近所での公共交通が出来上がっちゃってる」
C「それは集落範囲でのことだからもう少し範囲を広げてその仲介を自治体とかが行うことで、デマンド型交通を必要とせずにできる」
F「住民のニーズ、例えばこの人はよくここに行くとか一人一人アンケートを行ってそれに合わせてやれば」
K「アンケートを含めてそれをどこが主体となってやるかを一旦決定付けた方がまとまりやすい」
K「主体となる候補は住民・商店・企業のどれかやな」
Y「住民が主体とは具体的には?」
K「自治体とかそういうレベルで」
K「今助けを求める形で商店とかにも出資を煽っているけどそれすら無くすっていう可能性もある」
Y「どこにも商店があるってわけでもないし、商店が無いような場所はどうするの」
F「そもそも田舎はジャスコだらけだから商店としてのアドバンテージがほぼ失われている」
C「僕が想像していた商店はジャスコとかイオンとか」
Y「商店街のことかと思ってたわ」
F「俺もそう思ってたわ」
S「中規模くらいの店?」
F「じゃあジャスコが運営するってことか」
K「商店街だとどちらかというと自治体になっちゃうから」
Y「商店街って自治体になっちゃうの?」
K「そこらへんに在住しているとかそういう人々になっちゃうから」
K「商店だったら事業を1つ増やすイメージかな」
F「今荷物配送サービスみたいなのやってるでしょ、あれは結構使ってる人が多い」
Y「あーネットスーパーってやつか」
F「いやそうじゃなくてニトリとかで家具持って帰るのが大変だから運んでもらうってやつ」
Y「イトーヨーカドーではネットスーパーって言うんやわ、要するにニトリと同じようなものね。」
F「普通にネット通販のことかと思ったわ」
Y「それをどうするの」
F「人でも同じようなことをするんだよ、車で行って戻ってくるみたいな。シャトルバスの進化形みたいな」
Y「それどっちかと言うとタクシーになるなぁ」
F「タクシーだと公共交通じゃ無くなっちゃうなぁ」
Y「乗り合いタクシーはどうなの?」
S「それはデマンド型交通に似てるかと」
F「地元の人間にもバスは不便な乗り物だって根付いちゃってるから、従来システムをぶち壊すような」
F「ある程度投資してプロを呼んで僕らには考えられないような柔軟な発想力を持った人を雇って、斬新なサービスを提供するのは大事だけどそのサービスはなんなのかっていう」
C「地域住民が主導してなくても公共交通に乗るっていう意思がある前提で、商店の出資とかスクールバスとの融合ってこと。商店はマストで。」
F「(商店の)出資をベースにして広げて行くってことか」
結論「ルート変更は前提で、商店が中心ってことか。それで補えない部分は新しいデマンド型交通の仕組みを探して行こう」  



路線バス

C「分社化は、持続する可能性がないから、分社化しても改善しない場合というのはその恐れがある以上そもそもやらない方がいい
S「分社化は労働環境の悪化に繋がるからやめた方がいいと思う。貨客混載は、多少のデメリットは見られるものの、この中ではまだましなように見え、自治体の補助金を貨客混載に当てればいいのではないかと思った。また、補助金も“一時的な”とあるようにどこまで効果があるのか分からなかった。」
Y「そもそも、貨客混載のデメリットって結局のところなんだったの?」
K「貨客混載は、説明は色々あるけどデメリットはあまりないんだよ。」
Y「そうなんだよ、それといったデメリットはないけど、実現性に欠ける感じなんだよ。」
C「貨客混載の初期投資を自治体がやるってのはどう?」
S「そう、補助金を一時的に行って、経営が良くなってきたら打ち切るみたいな。」
==一同納得==
S「結論、補助金を上手く使えばいいだけってこと。」
C「そう、補助金をもらいつつも変化なくズルズルとそのままな所が問題。
K「確かに、何も変えずに補助金の申請だけをするから現状問題がおきてるし、初期投資のみと決めれば少なく抑えることもできるかも。」
S「基準を厳しくすることが解決策?」
F「基準は現時点で割と厳しく設定されているんだけど、審査がこまめになされていない。また、放置せずに面倒をしっかり見るようにする。」
C「基準への解釈の差があることも問題だよね。」
K「結論としてはどうすればいい?」
C「貨客混載は、営業所がないとできないことだから、どの地域にも当てはまることではないよね?」
F「根本的な輸送のシステムを変えて営業所なしでも出来るようにするとか?」
K「まあでも、さっきの話だったら、貨客混載の実現のための自治体からの補助金であったように、目的を明確化した補助金が大事であるという結論というのもありかも。」
F「要は、補助金に頼りきるのではなく、バス会社側の地道な経営改善への取り組みが必須であるという結論で。」

鉄道

F「まず、観光化で失敗することは考えにくいと思う。なぜかというと、そもそも金を持っているところにしかできず、積極的な投資が見込めるため、中途半端に終わることが考えにくいからです。また、観光化は消極的である合理化に比べて積極的であるため、利用客が増えることに直接的に関与するという点も理由の一つです。それに加え、調べてみると観光化によって失敗した例は非常に少ないことも分かるため、これは非常に良い改善策といえると思います。」
K「観光化についてはその意見に同意して、個人的にはバス転換と短編成高頻度運転という対象とする場所がほぼ同じである二点に注目したく思っています。これについての自分の意見としては、単純に既存の車体を分けるだけで実現できる短編成高頻度運転の方がいいと思っています。」
Y「たしかにそうなんだけど、バス転換はそもそももう儲かる見込みがないという状態の路線に対して行うもので、客の見込みがあるかないかの問題だから対象が違うのでは?」
K「だったら、短編成のみを採用して費用削減をするというのは?べつに例で挙げているように短編成と高頻度化を両立しなくてもいいと思う。」
Y「今の日本の場合、バス転換とはまた別で行われていて、短編成高頻度運転は鉄道路線があったとして、その路線の住民が不便であるという意見があったら行うものなのに対し、バス転換はもう使う人すらほとんどいない状態で行われることだから、結構違う。」
C「でも現状はそうだけど、バス転換がどうしようもなく行われているというより、電車よりもバスの方がさらに短くでき、バス転換のほうが便利になるのではないかと考えて行われることもある。」
F「たしかに、道路は自治体がやってくれるし、維持費は安く済む。」
=====
C「第三セクターはどう思う?」
Y「もともと見込みのないものが投げ込まれるケースが多いから、結構リスクが多いと思う。ただ、少なからず“あまちゃん”の三陸鉄道や、富山のライトレールのように成功している例もあることは分かっておいたほうがいい。」
F「富山の場合は短編成高頻度運転、三陸鉄道の場合は観光化のように、第三セクター化にしても短編成高頻度運転か観光化のどちらかの経営改善策をたてるべき。」
C「確かに、第三セクターだけでなく、観光化や短編成高頻度運転というような何か変化を伴わなければいけないということか。」
Y「ただ、富山で成功したライトレール化はそんな簡単に実現できるようなものではないと考えるべき。一から作るとしたら新しく線路引くところからやる必要がある。」
F「つまり、結局のところ地元住民の利用が認められず、交通難民の出るような地域でライトレール化をしようとするのは不可能な話だから、観光化のほうが採用しやすいとおもう。」
K「でも、観光化だって何でもかんでもしていいわけではないのでは?」
Y「それについては、地形的なものだけでなく、車体自体を観光化するという手もあるから。」
F「特に、個人的には伊豆箱根のような全面的な観光化がいいと思う。温泉地というかなりの観光地を利用するのに加えてラブライブというアニメ要素や古い車両やその復元車両を走らせることでオタク向けの観光化もおこなっているところがいいと思う。また、サイトでも書いた富士急や河口湖もかなりいい例だと思う。」
C「貨客混載はバス同様できればやるでいいよね?クール便も空いてる客室内に車内の電源を用いて実現できればかなりのコスト削減につながるだろうし。」
==ホワイトボードにまとめて、話し合いを終えました。==


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