移動通信は、移動体通信とも表され、 携帯とか、無線LANに接続したパソコンを想像すると分かりやすいかも! 2019年現在、スマートフォンなどでは「3G」や「4G」が用いられており、 ちなみに、3Gや4Gや5Gの「G」は何の「G」だか分かる? ギガ(Giga)のG! ジェネレーション(Generation)のGだよ! |
4Gってことは、1Gもあるの?
あります。
移動通信の進化の歴史を学びましょう。
名称 | 用途 | 速度 | 提供期間 | Graynetチームより一言 |
1G | 音声通話 | 音声のみの為、「無し」 | 1979年~2000年 | 移動通信に「音声のみ」があったなんて。 |
2G | 音声通話・メール・ネット(主に文字) | 9600bps~64Kbps | 1993年~2012年 | 最近まで提供されていたとは意外。 |
3G | 音声通話・メール・ネット(画像に対応) | 384Kbpsbps~42Mbps | 2001年~ | ガラケー利用者は、これにお世話になったのでは? |
4G | 音声通話・メール・ネット(動画に対応) | ~150Mbps(LTE) ~3Gbps(LTE-Advanced) |
2010年~ | 2019年09月19日現在、 これにお世話になっている人が多数だと思います。 |
5G | 音声通話・メール・ネット (IoTや自動運転にも活用) |
20Gbps~? | 2020年中~ の予定 |
超速を早く体感したい |
速度の単位は「bps(ビット毎秒)」で、数字が大きくなるほど、
また、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)の順で速い。と思ってくれればOK!
2020年から提供が始まるという5Gは、
家庭などで利用する光回線の速度
をはるかに超えますが、
ただ速いだけではありません。
5Gの特徴はざっくり、
「大容量」で
「高速」で「(同時)多接続」ができて、
「低遅延」な移動通信。
と表せます!
しかし、ただ「大容量だ!」と言ってもよくわからないので、
それぞれの内容について、学んでいきましょう。
今(2019年9月19日現在)利用されている4Gの周波数に加えて、 「道(周波数)を拡張することによって、 写真はもちろん、映画なんて一瞬でダウンロード完了だ! ただ、通信する機器(携帯など)が大容量通信に対応していなければなりません。 さらに、追加される周波数は、建物などに弱いという特性を持っています。 この先やってくる未来、5G対応機器を購入する際は、 |
※絵心が無いもので。 |
インターネット対応の機器はかなり多くなり、 イベントの会場とか、人がいっぱい集まる場所でもハイクオリティな通信ができるなんて最......高......! |
自動運転を行う自動車には、車間距離を測るものなどのセンサーが搭載されていますが、 自動運転の車が事故ったニュースもあったような......。
それのみでの運用となるとやはり、測定可能な距離に限界があったりと、
様々な問題点が出てきてしまいます。
「周囲に注目」するものと言えるでしょう。
近年開発されている自動運転には、インターネット(5G)が用いられています。
インターネット(5G)を用いることによって、
「安全な遠隔操作」が可能になります。「低遅延」はここで役に立つのです。
高遅延だと、遠隔操作を行っても実行までに時間がかかり交通事故を起こしてしまいます。
遠隔操作の他にも、インターネットを用いることによって じゃあ、今後実用化されるかもしれない自動運転対応車は また、5Gの低遅延は、医療現場にも大きな貢献をしています。
遠隔操作による手術も夢じゃない!
「数キロ先の交通状態などの確認」などが可能になります。
数キロ先の状態を確認し、ギアやブレーキ操作が行われることによって
事故を回避できたりするため、快適なドライブ、
適切なブレーキ操作などもあるため、場合によってはエコなドライブとなるに違いありません。
「周囲+その先に注目」するもの?
運転手のいない車、早く乗ってみたい......!
当ページでは、日本における5Gを学びました。
海外でもその概要はほとんど同じですが、サービス開始時期は大きく異なります。
アメリカのとある携帯会社は全世界に先立ち、2019年4月3日に5Gのサービスを始めたらしいよ。
同じ日に、無理やり間に合わせたかのように、韓国のとある携帯会社もサービスを始めたんだって。
携帯会社同士の争いが分かるね。
「他よりも先に」の精神があったのかな?
しかし、サービスの提供が開始されたものの、提供範囲はまだまだ狭い状態となっています。
もちろん、範囲は今後拡大していきます。
おめでたい!!!
我々が手軽に5Gを体感できる時は、着々と近づいています。