Graynet-Media





全ての人がクリエイター


これを見てくださっているそこのあなたはきっと、
「CGM」に触れているかと思います。

CGMって何ソレ?

よくぞ聞いてくれました。
CGMは「Consumer Generated Media」の略で、和訳すると
「消費者生成メディア」になります。つまり、
「ユーザーのコンテンツで出来ているメディア」の事を表しているのです。
YouTube」や 「Wikipedia」を想像すると分かりやすいかもしれません。

「あなたは何かインターネット上に投稿したことがありますか?」と聞いてみるとおそらく多くの人が"Yes."と答えるでしょう。
このように、誰もがコンテンツを「創り」、そして「発信」できる時代、つまり「今」、「この時代」を、
「1億総クリエイター時代」といいます。

「皆がクリエイター」って、スゴい!

Wikipediaのロゴはウィキメディア財団の商標または登録商標です。

メディアリテラシー


ソーシャルメディア上にあるニュースは、全てが正しいものとは限りません。
その例として、ニュースを挙げてみます。

製作者一同は「ニュースに関するアンケート調査」を行いました。
その結果(グラフ)によると、
嘘のニュースの内容にもかかわらず、「これは本当にあった事だ」と29.2%の人が、
逆に、本当のニュースの内容にもかかわらず、
「これは嘘の内容だ」と83.3%の人が答えた事が分かります。

自分は見分けられたけどね。

全ての人とまでは言いませんが、我々は、
あるニュースの真偽さえはっきりと分からないまま、それを受け入れています。
これはとても危険であると言えます。
「自身で様々なソースから様々な情報を入手し、
それを用いて真偽を判断すること」

広く捉えて、
「あらゆるメディアを活用したり、メディアからの情報を客観的に判断する力」を
「メディアリテラシー」と言いますが、

その「力」や、客観的に判断しようとする「意識」を持つことが
我々の持つ課題の1つではないかと考えます。

また、興味のある内容ばかりを入手していると、
視野が狭まってしまうのではないかとも考えています。
「興味のあるもの以外の事にも目を向ける」
コレ、意外と重要な事だと思います。

ここまで読んで、

メディアなんて使わなければ良いじゃん。
使わなきゃ嘘に惑わされないし。

と思う人がいるかと思いますが、
インターネットにはまだまだ未知の領域が残されていることを忘れないでください。
つまり、知られていない「良いところ」もあるわけですから、
これからの人生でそれを見つけていき、
ソーシャルメディアに対する意識を変えていくのも1つの手ではないでしょうか。

グラフ

様々な有名ゲームを開発したA社、長年業績不振で、倒産は秒読み。と言う内容に対し、本当だと答えた割合は29.2%、嘘だと答えた割合は70.8%であった。

某有名アイドルが運転する自動車と自転車が、接触事故を起こしていたことが分かった。自転車に乗っていた女性は軽傷であった。と言う内容に対し、本当だと答えた割合は16.7%、嘘だと答えた割合は83.3%であった。

※製作者実施
「ニュースに関するアンケート調査」
(2019,対象:高校2年,n=24)より
(表記されていた会社名は、ここでは伏せている。)

まとめ


  • 誰もがコンテンツを創り、発信できる時代」は、「1億総クリエイター時代」と呼ばれている!
  • 情報を手に入れたら、自身で様々なソースから様々な情報を入手し、
    それを用いて真偽を判断しよう!
  • 「あらゆるメディアを活用したり、メディアからの情報を客観的に判断する力」を「メディアリテラシー」と言う!
  • 興味のあるもの以外の内容にも、目を向け、視野を広げよう!
  • メディアにはまだまだ未知の領域が残されている!
    →私達がまだ知らない、メディアの良いところもあるはず!

次は「現代の世界」の「SNS」を学ぶのがオススメ!