まとめ

 

本当にたくさんの原因があるんだね...。
多すぎてだんだんこんがらがってきたよ...。

 

たしかに...。表にして整理してみるか!

 

 

先進国   発展途上国
多すぎる「規格外」
生産調整
生産 過剰生産
収穫後設備の不備
外観品質基準
季節商品
1/3ルール
加工 加工施設の不備
知識の欠如
棚を埋めるため
配送時の破損・汚れ
卸小売り 非衛生
物流網の不備
SNS映え
外食産業でのフードロス
学校給食
外食 あまり発生していない
各家庭の生ごみ
意識の問題
文化
家庭 あまり発生していない

 

 

先進国での原因には、「見た目」や「新しさ」にこだわりすぎて本当は普通に食べられているものを捨ててしまう、というようなものが多いイメージだったな。
そのようなものを黄緑で色分けしてみたよ!

 

先進国でのもう1つ大きな原因は「欠品してはいけない」ということへの大きなプレッシャーだと感じたよ。
で色分けしてみた!

 

外食産業や家庭での原因は先進国ならではだったね。
必要分以上に用意できてしまうからこそ、生まれてしまうフードロスだったよね。

 

すごい!
みんなよく理解してくれたね。
先進国で生まれるフードロスの多くは『豊かさが生んだムダ』なんだ。
多くのお金では、「余分な食べ物」が買えても「地球の良い環境」は買えないんだ。決して食べ物に困っている人だけに影響する課題じゃない。自分たちの問題として考えてね。

 

発展途上国のところを見ると「不備」っていう言葉がついている項目が多いね。
やっぱり資金が足りていない部分が多いな...。
黄色で色分けしてみたよ!

 

発展途上国では、知識が不足していることも大きな原因だと感じたよ。
先進国の人から発展途上国へ、もっと知識や技術が伝わる世界になるといいよね。

 

発展途上国では、食べ物が足りていない分、「余ったから」という理由で捨てられることは少ないよ。
それは、必要とされているものに意図せずムダになってしまう苦しい現状があるからなんだ。

高校生である君たちには、すぐに解決に協力することは難しいかもしれないけど、世界ではこのような原因で「もったいない」状態が生まれてしまうことや、それによって困っている人がいることも、忘れずに覚えていてほしいな。

 

同じ「フードロス」でも、先進国と発展途上国ではその性質が全く違うことがわかったよ。
次は、実際に対策に尽力している人たちのところに行ってみよう!