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動き出した女性たち

#KuToo運動」というのを知っていますか?
これは、女性たちがハイヒールを強制されることに対し異議を唱えている運動のことです。
ハイヒールを履くことは足への負担がとても大きく、外反母趾等で、身体に悪影響を及ぼします。
長時間ハイヒールを履き続けることは女性にとって本当に辛くて、大変なことなのです。
ですので、労働者である女性が署名を集めたり、国によっては法律で強制の禁止を定めたりしています。
女性たちが動き出した中で、今のところ1番有名なのは、カンヌ国際映画祭での出来事と言っていいでしょう。

2016年の第68回カンヌ国際映画祭で、ハイヒールを履いてないという理由から女性が入場拒否された、という出来事がありました。
そしてその翌年、なんと、裸足やスニーカーで登場する女優たちの姿が報道されたのです。
彼女たちはフラットシューズ禁止に反発するため、わざとこのようなことをしました。
さらに、第71回のカンヌ国際映画祭では、審査員を務めるクリステン・スチュワート氏がレッドカーペットを裸足で歩きました。
どんどん論争が鋭くなってきています。
女性たちは慣習や文化に立ち向かおうと、動き出しつつあるのです。

くつ
画像(がぞう)はチームメンバーが作成(さくせい)

「#KuToo運動」の他にも、「#MeToo運動」というものもあります。
#MeTooとは英語発祥の「私も」を意味するSNS用語で、セクハラや性的被害などの体験を告白・共有する際に使用されるハッシュタグです。

ですが、女性たちが声を上げている一方で、逆に男性たちが萎縮してしまっているという現状もあります。
MeToo運動をきっかけに、男性たちは女性と関わることが怖くなっているそうなのです。

男性も女性も伸び伸びと仕事等を出来る環境が出来る時代はまだまだ先のようです。

サウジアラビアは世界で唯一女性の自動車運転が禁じられている国として知られていましたが、2018年の6月24日に解禁されました。
ムハンマド皇太子の改革開放政策を受けて、女性の社会進出を促進したようです。
イスラム教の厳格社会を少しずつ変革していくことは、女性が働ける職業が増えることにも繋がります。

そして、幼少期から暴力を受けてきた女性たちの人生を描いた映画があるのを知っていますか?
「トークバック 沈黙を破る女たち」という題名で、女性アマチュア劇団を追ったドキュメンタリーとなっています。
女性たちは、暴力を受けてきたことで自暴自棄になり、犯罪に手を染めたり薬物依存になったりして、刑務所に入ることになります。
その刑務所内で生まれたのが、女性だけのアマチュア劇団「メデア・プロジェクト:囚われた女たちの劇場」。
どん底を生き抜いてきた8人の女性たちが、芝居を通して自分と向き合っていくお話です。

また、女性たちが1番遠い分野の1つに、政治面があります。
そのような中、2019年にフィンランドで世界最年少の現職首相が誕生しました。
34歳女性のマリン氏です。
フィンランドの女性首相はマリン氏で3人目。
フィンランドの連立与党5党の党首が全員女性になると、ツイートする人もいました。
マリン氏がシングルマザーの母親に育てられたことも、世の中の希望となるでしょう。


まとめ

・「#KuToo運動」や「#MeToo運動」というものがあります。
ですが、女性たちが声を上げる一方、逆に男性たちが萎縮してしまう現象があります。
・2019年、フィンランドで世界最年少の現職首相が誕生しました。
34歳女性のマリン氏です。また、フィンランドの女性首相は三人目です。

感想

・男性も女性も平等な社会になってほしいです。日本も、女性の総理大臣が出で欲しいなと思いました。


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