世界の対策
今世界各地で何が起こっているのか、「世界の現状」のページで説明しました。
想像を絶するものもあったと思います。
そんな中、2015年9月の国連サミットで、SDGsという世界共通の目標が掲げられました。
これは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。
17の目標と169のターゲットで構成されていますが、目標5に「ジェンダー平等を実現しよう」と記されています。
FGMの撤廃や児童婚の撤廃も書かれています。
1981年の話になりますが国際連合では「女子差別撤廃条約」が締結されています。
条約は結ばれていましたが、著しく効果を上げた、というわけではありません。
SDGsが掲げられたことで少しでも前に進むことを祈りたいです。
また、EUは格差が少なく、先進的な国として注目されています。
EUでは2015年に男女平等へ向けたある取り組みを始めました。
「男女平等へ向けた戦略的取り組み2016-2019」の5カ年計画です。
2020年までに女性の雇用率を上げ、男女格差をなくし男女ともに75%の雇用率を達成することを目指しています。
特にアイスランドは男女平等に力を入れています。
ジェンダーギャップ指数で11年連続で首位の座についていることからもわかるでしょう。
では、アイスランドではどんな対策を行っているのでしょうか?
アイスランドでは「男女分けクラス」の時間を設ける教育機関があります。
日本では考えられないことですし、逆の方が良いのでは、と思う方も多いでしょう。
ですが、男女のクラスを分けることでそれぞれのやりたいことを存分に出来るため、
個性を伸ばすことと同時に性別役割分担を押し付けあわなくなるようなのです。
・EUは格差の少ない先進的な国として注目されています。
特にアイスランドは力を入れており、ジェンダーギャップ指数で11年連続で首位の座についています。
そんなアイスランドでは「男女分けクラス」の時間を設ける教育機関があり、
それぞれのやりたいことをできるため、個性を伸ばすと同時に性別役割分担を押し付け合わなくなるといいます。
・アイスランドの対策にはなるほどと思いました。日本も取り入れてはどうでしょうか。