ウエストナイル熱はウエストナイルウイルスを持っている蚊に刺されることで発症する主にアフリカで流行しているか媒介感染症です。２００３年にはアメリカだけで感染者９８６２人、死亡者２６４人が報告されています。　    　   　ウエストナイル熱は２～１４日の潜伏期間の後発症します。人から人への感染はありません。ウエストナイル熱はアフリカで見つかり現在ではヨーロッパ、北米、西アジア、オーストラリアなどにも分布しています感染しても８０％の人は無症状です。　　　　   　　 　 主な症状は 　　　　　　  高熱  筋肉痛  頭痛 食欲不振  背部の痛み 吐き気 　たまにリンパ節の晴れ、胸、背中、腕などに発疹がでることもあります。これらの急性症状は３～６日でなくなります。     　根本的な治療法はなく、症状を和らげる対処治療が中心となります。蚊を駆除することで予防につながります。また蚊の多い場所を避けることでも予防できます。