次に交感神経、副交感神経を使った簡単な実験を紹介します。
その前に、交感神経、副交感神経について説明します。
~交感神経、副交感神経~
自律神経は心身が活動したり緊張したりする際に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経の2つからなり、
両者が臨機応変にバランスを取ることで健康が保たれています。
鼻の中にある下鼻甲介という粘膜のひだには、自律神経が絡んだ血管が張り巡らされています。
自律神経のうち、副交感神経が興奮すると、うっ血して血管が広がります。
そして、鼻の粘膜が腫れて空気が通りにくくなったり、鼻汁がたまったりします。
また右鼻での呼吸によって左脳が活性化されます。
左脳は論理的思考を司るとされ、交感神経をより働かせるという機能を持ちます
一方、左鼻での呼吸によって右脳が活性化されます。
右脳は想像力などを司るとされ、副交感神経をより働かせるという機能を持ちます。
それでは交感神経、副交感神経を使った実験を紹介します。
<実験>
①手鏡など曇りやすいものを用意してください。
②鼻の下に当て、片鼻ずつ息を吹きかけて曇らせてください。
どちらがより曇りましたか?
<結果>
右鼻のほうが曇る人→交感神経が優位なので虚弱体質、風邪をひきやすいですが、痩せやすいタイプです。
一方、左鼻のほうが曇る人→副交感神経が優位で太りやすいのですが、体力があり、リラックスしやすいタイプです。
どちらでもない人→自律神経が整っている人です。
<実際>
私は実際に239人の方にアンケートを取りました。
アンケートの結果…右鼻26% 左20% どちらでもない54%
という結果になりました。
皆さんもやってみてください!
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