Think about energy

エネルギーを考える

これまでのページでは、所謂、大規模発電のことについてまとめてきました。

火力、原子力等の従来の発電方法にしろ、再生可能エネルギーによる発電にしろ、いずれも今現在私たちの生活に必要な電力の生産にはかかせないものとなっています。

しかし、それらの発電方法にはり大きなリスクがあることをご存じでしょうか。


はじめに、でも触れたように、2021年7月熱海で起きてしまった土砂災害は太陽光発電の開発の為の森林開発・盛り土によって起きてしまったという可能性が指摘されています。

つまり、自然を開拓して太陽光や風力発電等を一か所で大規模に行ってしまうことにより、自然破壊になってしまうだけでなく、それが原因で、大きな事故につながってしまう可能性があるのです

他にも、発電所から家庭へ電気を送電する間に、変電所、送配電線の抵抗によって一部の電気エネルギーは熱や振動として失われてしまう、いわゆる送電ロスの問題や、電気を生産する場所が一つに集中してしまうことにより、万が一その地域に災害が起こってしまった際の危険性、等が近年指摘されています。

そのようなリスクを回避するための解決策がないかと私たちは考え、調べました。
そうして、私たちはエネルギーハーべスティングというものを知りました。

エネルギーハーべスティングとは、身の回りにある熱や振動など、さまざまな形態の密度の低いエネルギーを”収穫”して電気エネルギーに変換する技術です。
比較的古くからある技術で、例えば、太陽光で充電する腕時計や電卓はエネルギーハーベスティングの技術を活用した製品として既に普及しています。

そのエネルギーハーベスティングを活用した既存の発電技術を調べ、更に自分たちの生活の中で、エネルギーに変換できるアイデアを出し合い、発電をより身近に感じてもらう事で、私たちの未来がより良いものになると考えました。


既存のような大規模な発電所を増やすことで自然を破壊し、それにより生活圏に多大な被害が出てしまうリスクや、遠方からの送電によるエネルギーロスの問題を解決するために、このエネルギーハーべスティングを活用し、「エネルギーの地産地消」を目指したエネルギーの使い方を考えていきたいと思います。

そうすることで、「エネルギーと自然の共存」というクリーンな未来が訪れる、と思います。

再生可能エネルギーのデメリット
すでにある身近で使える発電器具
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