Power saving check

節電意識

一問一答チェックリスト

全国のトライ生に取ったアンケート結果はこちら!!

期間:2021/9~2021/10
対象:トライ式高等学院生徒、講師、スタッフ
方法:Google Formを使用し集計
画像:Google Formから編集

「消している」と回答した人が88.5%と多くの人が意識できている結果となりました。

日常で当たり前の習慣になっている、リモコンのボタンを一回押すだけでできる、など、比較的簡単に実行できるため、多くの人数が実行できていると考えられます。
「テレビは見ていない時に消していますか?」の質問に対し9割近くの人が「消している」と 回答しましたが、「主電源から消している」との回答は26.2%と一気に下がりました。

主電源から消すことでより節電になる、ということがあまり知られていないのではと考えられます。
また、このことを知っていても、コンセントの抜き差しや、リモコンを使わずテレビに近寄ってボタンを押さないといけない点など、手間がかかる点もこの理由の一つと考えられます。
「している」と回答した人が11.5%、
「気を付けてはいる」と回答した人が24.6%という結果となりました。

していると答えた人は、冷蔵庫の中にあるものを、何を、どのように、何個持っていくのか、それらを開ける前に考えていないという人が多いのではと考えられます。
他にも、一度に材料を持っていかず、結果的に何回も冷蔵庫を開けてしまうということも多い、ということも考えられます。
このようなことは、ちょっとしたことを意識するだけでも、ちりも積もれば山となり、結果的に大きく節電できるようになるのではないでしょうか。
「置いている」と回答した人が23%という結果となりました。

23%という低い数字を受けて、冷蔵庫の上に物を置くと電力の無駄づかいになる、ということを知らなかったという人は少なかったのではないかと見受けられました。
「切ってない」という人が20.7%、
「時々忘れる」という人が8.6%という結果となりました。

パソコンにはスリープ機能があり、特にノートパソコンでは閉じただけで電源を切らない人が多いと考えられます。
更には、パソコンによっては、起動するまでに長い時間がかかってしまう機種もあり、逐一起動することを面倒に感じるという点も理由の一つとして考えられます。
「置いていない」と回答した人が31%という結果となりました。

パソコンは基本的にサイズが大きく、置く場所も限られており、部屋の構造によっては風通しのいいところに置けないという点が大きな原因の一つになっていると考えられます。
「0~5分」と回答した人が42.6%、
「6~10分」と回答した人が19.7%、
「11~15分」と回答した人が8.2%、
「16~20分」と回答した人が4.9%、
「それ以上」と回答した人が1.6%という結果となりました。

使用しているドライヤーや人によっての髪の長さ、性別によっても違うためかなり個人差はありますが、三割を超えた人数が適性の時間を大きく超えて使用しているということになります。

「閉めている」と回答した人が79.7%、
「気を付けてはいるが時々忘れる」15.3%という結果となりました。

当然自分で忘れずに閉めることが一番ですが、最近では自動で蓋が閉まるトイレもあるので、
そういった商品の普及が望まれます。
「可能な限り明るさを抑える」と回答した人が50%、
「使わない時はwifiをoffにする」と回答した人が17.2%、
「使わない時はBluetoothをoffにする」と回答した人が39.7%、
「位置情報サービスをoffにしている」と回答した人が41.1%、
「アプリのプッシュ通知をoffにしている」と回答した人が41.4%、
「バックグラウンドで作動しているアプリをoffにしている」と回答した人が39.7%、
「自動ロックまでの時間を短めに設定している」と回答した人が36.2%、
「過充電しない」と回答した人が1.7%、
「使わない」と回答した人が1.7%、
「低電力モードを使っている」と回答した人が1.7%
「一日5時間と決めている」と回答した人が1.7%、
「バッテリー節約機能をON」と回答した人が1.7%、
「つねに低電力モードにしている」と回答した人が1.7%という結果となりました。

この結果を見ていると、やはり忘れやすいことや少し手間がかかることは実行している人数が少ないことが見受けられます。
例えばそれらの設定の自動化や、お知らせしてくれるアプリがあれば、そこから節電の意識向上、実行へとつながるかもしれません。
「抜いていない」と回答した人が86.9%という結果となりました。

逆に抜いている人が13.1%というかなり少ない人数となりましたが、エアコンのコンセントは触ることが難しいところにあることが多く、抜くことがかなり手間で忘れてしまうことが大きな要因と考えられます。
そのため、抜き差しする手間を少しでも楽にできる工夫や、難しいですがエアコンの設置する位置を変えてみたりしてみるとよいかもしれません。
「2週間に1回以上」と回答した人が1.7%、
「1ヶ月に1回」と回答した人が8.5%、
「3ヶ月に1回」と回答した人が8.5%、
「半年に1回」と回答した人が28.8%、
「年に1回」と回答した人が27.1%、
「2年に一回」と回答した人が3.4%、
「それ以下」と回答した人が8.5%、
「したことがない、めんどくさい」と回答した人が13.6%という結果となりました。

一番良いとされている「2週間に1回以上」している人はわずか1.7%もの人数で、ほとんどの人は毎月のお掃除をしていないということになります。

エアコンのフィルター掃除はかなり時間がかかり、体力も必要です。
そのため、フィルターの掃除が簡単な工夫がされているエアコンや、そもそもフィルターの掃除がほとんど必要ないエアコンが開発され、普及されることも節電に繋がるのではないかと考えます。
「気をつけている」と回答した人が62.3%、
「気にしていない、する気がない」と回答した人が3.3%、
「これから気をつけてみる」と回答した人が34.4%という結果となりました。

このページをきっかけに、これから節電にを気を付けていき、節電に関することについて考えてもらえると私たちも嬉しいです。

まとめ

全体的に見て、「それが節電につながるとは知らなかった」「手間がかかる」「ついつい忘れてしまう」ということが、その節電に関することをしていない大きな理由になっていると見受けられます。

そのため、

・節電に関する情報のさらなる共有
・手間なく、日常的に行えるように、簡単にできるようにする工夫

が必要だと考えられます。

一見節電に関係ないように思えることでも、結果的に節電へとつながって行くことを考えることも大事です。
専門の科学者が考えるような、画期的な発電方法は思いつかずとも、ふとしたアイデアによって、私たちの、そして世界中の人々の節電に貢献することができるかもしれません。

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