鎌倉の切り通しを調査してみた
9月2日に鎌倉に行ってきました!まだ8月も終わったばかりだったのでとても暑かったです。。
入試問題の解き方
・B点付近で撮影した写真を見ると、B点より先が下り坂になっていることが分かる。そのため、B点よりもC点の方が高いアとイは選択肢から外される。
・亀ヶ谷坂切り通し周辺の地形図を見ると、等高線という同じ高さの地点を結んだ線があることが分かり、これを読むとA地点はB地点よりも低いことが分かるので、この問題の答えはウです。
実際に行ってみた!
現地の写真
僕は切り通しに行ってみて、機械もない鎌倉時代に山をきれいに切って道を作ったのは凄いと思った。バスが近くにあってアクセスしやすく、観光地としても良いところだと思いました。また、切り通しを進むと住宅地があり、今では生活用路にも使われている事がわかりました。
切り通しとは
現地の看板より引用
切り通しとは、山を切り開いて造られた道のことで、交通を容易にするとともに、防御の拠点にもなっていました。
亀ヶ谷坂が造られた正確な時期は分かりませんが、13世紀の中ごろには切り通しとして整備されていたようです。「吾妻経」によれば、幕府が鎌倉市中の7箇所の商業区域の1つとして「亀谷辻」を指定しており、建長寺や円覚寺などの大寺院が建立された山ノ内と、鎌倉市中を結ぶ亀ヶ谷坂は、経済的にも軍事的にも重要な場所だったことがわかります。
江戸時代には「鎌倉七口」の1つに数えられるようになり、現在も生活道路として利用されています。
切り通しが作られた背景
現地の写真
切り通しは鎌倉時代に、山の中を人や物資が通れるようにするため、そして狭めに作ることで敵軍の侵攻を妨げるという働きがあるため作られた。