取材

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バスライドについて
 郊外にある県営サンアリーナ周辺に臨時駐車場を確保し、郊外の駐車場からバスで神宮周辺に観光客を送迎します。
 まず、伊勢自動車道の名古屋・大阪方面から来た自動車を伊勢西ICと伊勢ICの出口を規制し、その延長上にある伊勢二見鳥羽ラインの約4km先の県営サンアリーナ周辺駐車場に誘導します。
 次に、シャトルバスで内宮及び内宮周辺に乗客を運びます。内宮行きシャトルバスは、伊勢ICから国道23号の片側2車線のうち、1車線をシャトルバス専用レーンとし、安定的に短時間で運航できる体制を設けています。シャトルバスレーンには公共交通機関である路線バスも走行可能とし、定時制の確保を図っています。

 また、パーク&バスライドでは、駐車料金は必要ですが、行きと帰りのどちらもシャトルバスを使うことができます。そこで、帰りのシャトルバスの乗り間違いが起きないよう、乗降場などの案内チラシを、利用者に渡しています。
 さらに、バス内では、観光地に関するアナウンスも行っているため、移動も楽しんですることができます。

いつからこの取り組みを行っているのか
平成16年の初詣期間から社会実験を始めました。

この取り組みを始めたきっかけ
 平成15年の初詣期間に、伊勢自動車道における渋滞が、13.9kmとなりました。
 見過ごすことができないほどの渋滞だったため、パーク&バスライドを始めました。

パーク&バスライドの効果
 パーク&バスライドを行うことで、平成15年の正月は13.9kmの渋滞があったが、平成16年の正月には0.9kmまで減少しました。
 また、年末年始の臨時駐車場の長時間駐車が減少しました。

利用者数
 12月31日~1月3日のパーク&バスライドの利用者数は平成30年には47918人、令和5年には29276人、令和6年には31423人となっています。
 しかし、最近では、車で無理やり内宮に行こうとする人も増えてきています。
このことから、利用者の割合が弱まってきているということが問題になっています。

利用者の声
 利用者からは、「スムーズに神宮まで行けてよかった。」「次も利用したい」という声がありました。

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