ニキビに悩む女子高生の日常
そもそもニキビってどんなもの?
ニキビについて、正確で信用できる情報を掲載するために、ネットの情報だけではなく、
「
いちみや皮フ科クリニック
」
さん
に取材に行きました!
そこで入手した情報を皆さんと共有したいと思います!
ニキビは、ただの生理現象と考えている人が多いのではないでしょうか。実はニキビは皮膚疾患の一種。。。。つまり病気なんです!正式な病名は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といいます。それでは、ニキビの種類について説明します。
ニキビには、白、黒、赤、黄とあり、それぞれの症状に違いがあります。白ニキビは、毛穴の出口がふさがっていますが、まだ痛みもなく、炎症も起こしていません。つまり、まだ本格的なニキビになっていません。この時点でケアを行うと悪化を防ぐことができます。
続いて黒ニキビはたまった皮脂が酸化して黒く変色している状態です。赤ニキビになる前の段階でまだ炎症が起こっていませんが、皮脂がたまることでアクネ菌の栄養になってしまっています。
続いてみなさんご存じの赤ニキビは、アクネ菌がさらに増殖し、炎症を起こしている状態です。炎症によって赤く見えるため、赤ニキビと呼ばれているとか。
最終段階の黄ニキビですが、赤ニキビがさらに進行し、化膿して膿が発生した状態です。この時点で適切な治療を行わないと痛みやかゆみを伴う状態にまで進行してしまいます。ニキビ跡になってしまったり、肌にクレーターができてしまう危険がかなり高いです。第一印象となる顔がデコボコになってしまうなんて、嫌ですよね!?普通の病気のように、早期発見・早期治療を心がけていきましょう。
ニキビができやすくなる習慣とは?
①顔を触ったりこすったりしている
手には細菌が多く付着しており、顔に触れることで手の細菌が顔についてしまいます。顔についた細菌が炎症を起こしてニキビの原因になってしまうこともあるので、頬づえなど顔を触る癖がある方は意識して顔に触れないようにしましょう。また肌をこすってしまうと肌に刺激を与えることになり、肌が敏感になり、傷ついてしまいます。傷ついた肌は、毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい状態になっているので、顔を可能な限り、こすらないように気を付けてください。洗顔の際は、優しく肌に触れるか触れないかの程度で優しく洗うように心がけましょう。
②ストレスをため込んでいる
過度なストレスは自律神経に影響を与え、肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまいます。 仕事などで忙しい方でも、仕事終わりや休日はご自身がリラックスできる時間を作って、ストレスを少しずつ解消するようにしましょう。ストレス解消には軽く運動をしたり、ゆっくり湯船に浸かったり、趣味に没頭したりといった方法があります。ストレスの発散方法は人それぞれなので、ぜひご自身に合った方法を見つけてみてください。
③睡眠時間が不規則で寝不足の日がよくある
睡眠時間が不規則で寝不足の日が多いと肌習慣が乱れやすく、ニキビができやすい状態になってしまいます。 肌は寝ている間に新しい皮膚を生成するため、睡眠時間が確保できていないと新しい皮膚が作られず、古い皮膚が肌に残ってしまいます。 つまり、肌のターンオーバーが正常に行われにくくなってしまうのです。 肌質を正常な状態で、安定させるために、毎日の就寝時間ができるだけ同じ時間帯になるようにしましょう。【おすすめは、7時間です!】