海洋深層水は1930年ごろ、フランスで低温性に着目され取水されたのが始まりとされています。そして1981年にハワイで低温を利用した温度差発電、研究のため大規模な施設が整備されました。日本では1986〜89年の「海洋深層資源の有効利用技術の開発に関する研究」の中で1989年に高知県の海洋深層水取水施設と富山県の海洋深層水有効利用システムが整備されたのがはじまりです。その後産業や水産分野で海洋深層水が利用されるようになりました。