特徴

苦み成分のほとんどないミネラル豊富な塩 最初に賞賛カルシウムCaSo4の苦み成分になる硫酸イオンSo4を最初に除去した上でカルシウムCaを残したまま海水を濃縮し、製塩を行うことで、ナトリウム90%前後と他の各成分10%前後の塩の製造されています。 海洋深層水を使っているため、ミネラルバランスがよく、通常の食塩よりもナトリウムの比率が低く、ミネラル分が豊富に含まれています。

方法


①濃縮塩水を作ります。濃縮塩水の作り方は電気透析方式と逆浸透法の二つあります。
◎電気透析法
陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に置き、その間に海水を入れ、陽イオン交換膜の外側に陰極の、陰イオン交換膜の外側には陽極の電圧をかけ、双方の膜にそれぞれ陽イオンと陰イオンが引き抜かれることで、膜内には淡水ができ、膜の外側にはイオンが多く詰まった濃縮塩水ができます。


◎逆浸透法
分子などの小さいもののみを通す半透明膜を使って、片方に淡水もう一方に海水を入れ、海水側に圧力を加えることで海水中の水分子が半透幕を通り淡水側に入るため、海水側はより塩分密度が高くなり濃縮塩水ができます。

②スチーム加熱によって濃縮塩水の水分を蒸発させる。

③天日干しして乾かす。
高濃縮塩水は塩分濃度が15%ほどでその塩水を天日干しにして揚浜式塩田のようにした形式や、イオン膜を利用した海水から濃度の高い塩水を作りそれを煮詰めて塩の結晶を作る形式の塩づくりが行われています。  

そんな高濃縮塩水を利用する利点はなんでしょうか。  

利点

通常の海水の4倍以上の塩分を含むため、もちろん同量の水に含まれ取得できる塩の量が通常の4倍あります。これは分水施設からの輸送コストが軽減できるだけではなく、海水を煮詰めて塩を取り出す煎ごうにかかる燃料費等の経費も削減でき、コストパフォーマンスにもタイムパフォーマンスにも優れています。

参考文献

https://www.e-mks.jp/hpgen/HPB/categories/10815.html
参照:2024.9.28
https://www.awayama.jp/trivia.html
参照:2024.9.28
https://hotaruikamuseum.com/aquapocket/water
参照:2024.9.28
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01309/00005/?P=2#:~:text=塩分は吸湿性が,られます(図5)%E3%80%82
参照:2023.9.28
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