2.SNSで巻き起こるサイバー犯罪
サイバー犯罪はウイルスや不正アクセスだけではなく、SNSにも危険が潜んでいます。
SNSは、誰でも気軽に情報を発信し、世界中の人とつながることができる便利なツールです。
しかし、その匿名性や拡散力の高さを悪用した犯罪やトラブルも後を絶ちません。
このページでは、SNS上で起こりやすい主な犯罪や、未成年の方に対する注意ポイントを紹介します。
2.1 SNSで巻き起こる主な犯罪
SNSがもつ匿名性、拡散力を悪用した犯罪が増えています。 SNSで起こる犯罪にはどのような犯罪があるか知っていきましょう。
・なりすまし・アカウントの乗っ取り
他人の名義・名前を利用して偽アカウントを作ったり、
誰かのメールアドレス・パスワードを入力してSNSアカウントを乗っ取る行為です。
乗っ取られたアカウントがフィッシング詐欺のリンクやウイルスをばらまくケースもあり、
被害は多数に及びます。
・SNS詐欺
SNS上で「当選しました」「高額収入の仕事があります」「投資で必ず儲かる」などと誘い、 金銭や個人情報をだまし取る手口です。
・誹謗中傷
SNS上での投稿や匿名掲示板にて、特定の人物に対する悪口、デマの拡散などが含まれます。
匿名であることを利用して誰かに攻撃するのはやめましょう。
・出会い系・性被害
SNSで知り合い、未成年だと発言していた人物が実際には成人した人だったり、 悪意を持った人物である場合があります。
・違法な情報の売買、犯罪の勧誘
近年増加している「闇バイト」の応募がされている場合や、違法薬物の取引も行われるケースがあり、 SNSが犯罪の温床として利用されています。
SNSは便利で楽しい場所ですが、その裏には思わぬ危険が潜んでいます。 まずは、どのような犯罪が起きやすいのかを知ることが、安全への第一歩となります。
2.2 未成年の被害
SNSは若者がよく利用する傾向にあります。
知識や経験不足から正しい利用を出来ておらず、犯罪に巻き込まれてしまう場合もあるので注意しましょう。
・個人情報の特定
投稿した写真に写り込んだ背景や制服から、住所や学校名を特定されるケースがあります。
軽い気持ちで載せた日常の写真が、深刻なストーカー被害につながることもあります。
・性的被害
SNSで知り合った相手から「秘密にするから」「信じてほしい」などと言われ、 写真や動画の送信を求められる被害が増えています。
・金銭的被害
高校生・大学生が「高収入アルバイト」の募集を見て応募し、
犯罪の「受け子」「運び役」に使われてしまう例もあります。
お金をだまし取られる詐欺被害も多く報告されています。
・オンラインゲームからの被害
オンラインゲームのチャット機能(会話機能)を悪用し、個人情報を聞き出されたり、 金銭的な要求をされるパターンもあります。
知識や経験が少ない未成年ほど、SNS上のトラブルに巻き込まれやすいのが現状です。 被害の特徴を理解することで、自分や身近な人を守ることにつながります。
2.3 未成年が注意すべきポイント
未成年がSNSを利用する際に注意すべき行動や意識を紹介します。 ぜひ参考にして、安全に利用しましょう。
・「ネットの相手=信用できる人」ではない
同年代を装ったり、アイコンやプロフィールを偽装して接近してくるケースが多くあります。
相手の情報は本当かどうか、安易に信じない姿勢が必要です。
・投稿した写真や動画は第三者に見られる前提で考える
SNSは拡散や保存が簡単です。本人が削除しても、見た人が保存していれば永遠に残ります。
特に学校の制服・名札・背景などには細心の注意が必要です。
・DMには危険が多い
詐欺・誘い出し・性的要求など、ほとんどの被害がDMから始まります。 知らない相手からの連絡には気をつけましょう。
・投稿やメッセージは「証拠」になる
SNSの書き込みやDMは、削除しても運営側にデータが残ることがあります。 軽い気持ちで攻撃的な投稿をすると、「加害者」になってしまう危険もあります。
SNSは正しく使えば便利なツールですが、使い方を誤ると大きな危険に直結します。 日頃から意識しておくことで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。
2.4 フィッシング詐欺体験
こちらのページからフィッシング詐欺に体験してみましょう。
体験する