日記~2人目~

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1日目


朝早く起こされた。
時計を見ると朝4時。
まだ、一般的には夜中ってよばれる時間ではないか!!!!
そうだ今日からマレーシアに行くのだった。

5泊6の長い長い、宿泊。朝8時に成田空港で集合。そして、様々な飛行機に乗るためのチェックをした。
初めての飛行機だったので、持ち物チェックをされるときは凄く緊張した。ひっかかったらどうしよう。
無論、そういうものは持っていなかったのだが、やっぱり緊張した。通ってなんにも反応しなかった時は凄くホッとした。

搭乗。

最初は飛行機だ!!!!とテンションが上がりテレビやゲームをしていたが2時間もするとさすがに飽きてきた。
2時間以上同じ画面を見るのはいけないというし。
やはり7時間という、乗っている時間は長く私を精神的に苦しめた。
やっとマレーシア空港に着いた。荷物をとり、空港の外へと飛び出た。

ここがマレーシアか。日本と変わらない景色であった。

だが、決定的に違うものがあった。それは気温だった。日本の梅雨のようにじめじめしていない。
感動した。そして、クラスごとにバスに乗り、ホテルへとむかった。
今は何時だろうと時計を見る。
だが、それは日本時間の午後7時だったので、びっくりした。まだ、明るいじゃん。
マレーシアは赤道近くだから7時には暗くなるはず!!!!
そうだ日本とは、時差が一時間あるから時計を戻さないといけないのだ。
6時になる。

しばらくすると、ホテルにつき夕食をとった。夕食は、バイキングだった。
ここには特にマレーシアと感じる食べ物がなかった。たいして、日本と変わらないのかもしれない。
ホテルの部屋に入り、色々見てみた。部屋の隅にはメッカの方向を表す矢印があり、トイレにはホースがあった。

マレーシアと感じるものが沢山あった。

お風呂にお湯をはろうとしたら、水が黄緑色をしていた。
また、お湯は日本のようにちょうどいいと感じる40度くらいではなくて熱湯だった。
それを、同じ部屋の子がいち早く気づいてくれたため水を入れながらちょうど良くし
暑いお湯に入らなくて済んだ。

この日は何もかもが貴重な経験ばかりで、テンションが上がりなかなか眠れなかった。

2日目

朝、目が覚めた。
まだ、真っ暗じゃん。
もう少し寝れると思って時計を見ると、ナント!!!朝6時。
私達は、6時には起きなければいけなかった。
あわててベッドから出て、隣の子を起こして急いで支度をした。

朝食を終え、バスへと乗り込む。バスでは、ミネラルウォーターが配られた。
水道水は飲んではいけないから、その代わりにミネラルウォーターが配られるのだ。

最初に、ゴム研究所へと向かった。
ゴムの工場を見せてもらった(臭かった)後、おじさんがゴムの木の説明を始めた。

英語でしゃべっていたのでよくわからなかったが、現地のガイドさんが訳して教えてくれたためよくわかった。

昼食を取った後、森林研究所へと向かった。
森林研究所は、自然がいっぱいでとても楽しかった。

そして、バツー洞窟へと行く。
速くのぼろうとしたが、急で長くて高くて高所恐怖症の私はとてものぼれなかった。

そして、やっとのぼりきったという所で右を見ると私が前から触りたかったイグアナが鎖に繋がれて2匹いるではないか!!!
じっとそこを見ていると、そこのおじさんが触っていいよと言ってくれた。
(そこは、有料写真場のためにイグアナがいる。だから、野生というわけではないので大丈夫。)
イグアナはおとなしく、とてもかわいかった。

3日目

マレーシアの学校と、私達の学校で学校交流を行った。
マレーシアの女の子達はほとんどがベールをかぶっていた。
まず、お互い出し物を見せた。マレーシアの方々は踊り等を見せてくれた。
その最後の方で聞いた事のある曲が流れた。それは、NARUTOというアニメの音楽だった。
マレーシアでは、NARUTOが流行っているらしい。
実際にマレーシアの子に「NARUTO知っている?」と聞かれたのでYESといったら話が盛り上がったので、嬉しかった。
他にも聞かれた事があり、その意味は分かったので言葉をかえそうとするのだが、なかなか通じない。
何度、沈黙がうまれたことか・・・それでも、マレーシアの子は優しく私の言葉が通じるまで待ってくれた。
また、マレーシアの子達は、ほとんどが一眼レフの日本のメーカーのカメラを持っていた。
カメラをとることも流行っているらしい。
それから、学校見学をし、イスラム教のお祈りの時間になったので私達も見た。

よく分からなかったので、なんとなく見ていた。

昼の時間。タッパーに、タイ米と袋に入ったスープが入っていた。食べ方が分からなかった。
そのため、マレーシアの子の真似をしようと見ていた。タイ米にスープをかけて、手で食べるらしい。
手で食べるのはちょっとひけたので、箸で食べた。個人的には、好きな味だったが周りの子達は結構残していた。
人によって好き嫌いが分かれるらしい。それから、マレーシアの子達に果樹園を案内してもらい、

また果物を食べた。
ほとんど、食べた事のないものだったけど美味しかった。

マンゴー、スターフルーツ、ドラゴンフルーツなど。


上はランブータンでライチと同じ種類。

ホテルへと戻った。
同じ部屋の子は、部屋長会議で行ってしまったので私だけが取り残された。
最初は「もうちょっとしたら帰ってくる」と思って明日の準備をして
シャワーを浴びて気を利かせたつもりで風呂にお湯をはっておいた。
それには私は入っておらず、彼女が戻ってくるころに冷めていたら困ると思って
水は少しだけしか入れなかった。その頃には、ちょうどいい温度になると思っていた。
それから、30分後。私は一人でさびしすぎたので、友達に会いに部屋を空けた。
そして、彼女が戻ってくるあたりに戻って彼女に鍵を渡し、私はまた部屋を出た。
それから、1時間後。
部屋に戻るのだが、彼女に怒られた。
私がお湯をはっていた事には、感謝したそうなのである。しかし、問題はその後。
それが、熱すぎて火傷しそうだったそうだ。
お湯は、気をつけなければならないと思った。

4日目

マレーシアと日本の文化交流をした。
私達は、さまざまなコーナーに連れて行ってもらえた。
カレーパフ、オンデオンデ、ロティジャラ、ティータリックコーナー。
カレーパフの時「おいしい?」と聞かれたので、「うん。」と答えたら
さらにとってきてくれた。
さらに、ティータリックコーナーではこの作り方を経験させてもらった。
私はやっていないのだが、私の班でやった子がいて服に付かないように
なおかつこぼれないようにと神経を使わなくてはいけないのでとても難しそうだった。

スポーツコーナーもあった。
そこには、ココナッツボーリング、コングカンカ、テンテン、スキッピングの全四種類があった。
ココナッツボーリングとは、名前の通りココナッツで行うボーリングである。
一見簡単なように見えるが、ココナッツが思うように行かなくてとても難しかった。
コングカンカは、ビー玉を使って行う遊びである。
最初はやり方が全くわからなくて困ったがやっているうちにやり方がわかり、地味な遊びではあるがとても面白かった。
テンテンとは、日本でいうケンケンパである。
これは昔からやっていたものなので、やり方はわかった。
スキッピングは、輪ゴムをつなぎ合わせて縄状にした大縄である。
縄とびはとても得意で大好きなので、とても楽しかった。
日本とたいして遊びが変わらないなと思った。

5日目

KLタワー→KLCC→お土産店→王宮→国家記念碑→国立博物館に行った。

KLCCには、伊勢丹、シャープなど日本の企業がいっぱいあった。

朝10時ごろ、王宮へ。
ここまでは曇りだったので良かったが、ここでスコールが降ってしまった。
スコールは、矢のように激しく降ってきた。傘がないと、一分で濡れてしまうに違いない。
初めて体験した。

国家記念碑では、一センチにも満たない蛙がいた。
私は最初気がつかなかったのだが、蛙が嫌いなある女の子が
いち早くそれを見つけて彼女は走ってその場から離れた。

いろいろな体験をしてとても楽しかったこの5日間だったが、もう今日で終わり。
空港へと行って、飛行機の中で夜を迎えるのであった。

6日目

とうとう、マレーシアの修学旅行は終わってしまった。
楽しかったが、テンションが上がりすぎてよく眠れない日々が続いたので
家に帰ったら、すぐ寝ようと心だけは急いで帰った。