液状化現象とは?

液 状化現象とは、平地や埋め立て地など地下水位が高い軟弱な砂地盤の土地で、地震が起こったときにその振動により地面が液体状になる現象です。
これにより比重の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の軽い構造物(下水管、マンホールなど)が浮き上がったりします。
  これにより、2011年の東日本大震災でも千葉県の千葉市や浦安市などで家が傾くなどの被害がありました。



どのように対策すればいいのか

1、家を建てる前の対策
土を締め固める、セメントで硬くする、などの対応方法があります。

2、家を建てた後
基礎から地中にくいを打つ、コンクリートで地盤を固める、などの対応方法が理論上はありますが、一般家庭の場合1000万近く費用がかかるようなので、現実的には、液状化現象自体は建物が建った後では防ぐことはかなり困難です。