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アニメーションとは? アニメーションの種類

     素材による分類

アニメーションの素材には、立体なもの(立体素材)と平面なもの(平面素材)の2種類があります。

     <立体素材>

     ■人形アニメーション

ストップモーションアニメーションの一種です。
その名の通り、人形やぬいぐるみなどのコマ撮り(コマを一枚ずつ撮影すること)を中心に制作されます。
パペットアニメーションとも呼ばれますが、撮影方法の違いにより、人形劇とは大きく異なります。

      ■クレイアニメーション

人形アニメの一種です。
クレイ(粘土)を使い、人形アニメより出来ることを増やした、自由度を上げたものです。
他の制作方法と比較すると、手間や費用が多くかかる、撮影中に時間が経つにつれて、粘土の形が崩れてしまうなどの多くの欠点もあります。
しかし、表現の自由さや独自性など、評価される点も多い技法です。
クレイ人形

     ■ピクシレーション

ストップモーションアニメーションの一種です。
実在する人物、物などをモデルにコマ撮りで制作されます。
コマ撮りのメリットとして、空中に浮いている人物などの写真を連続して使うことによって、実際には不可能な動きなどを再現することが可能なことなどが挙げられます。

     <平面素材>

     ■セルアニメーション

セル画を使用して作るアニメーション。最も多く、アニメーション作品に使用されてきた伝統的手法といえる。セルとは透明なシートで、これに人物や背景ごとに分けて描き、重ねていくことでアニメーションを作っていました。
ですが、今現在ほぼ全てのアニメはコンピュータにより制作されていて、セルを使用することはありません。が、この用語は今でも業界に深く根付いています。

     ■切り紙アニメーション

切り絵により制作されるアニメーションです。
キャラクターをカットごとに切る場合と、キャラクターのパーツごとにバラバラに分けて撮影する場合があります。
セルが高かった時代に、安く制作出来るこの手法が盛んでした。
切り絵




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