絵の動かし方による分類
■フルアニメーション
リミテッドアニメーションとは対になるアニメーションです。
フルアニメーション作品の大きな特徴として、セル原画などが細かく描かれています。つまり細かな背景まで省略せず、完成した動画はとても自然で実写的なアニメーションになります。
フルアニメーションは多くの場合、毎秒24枚の絵、つまり24コマ再生され、細かく、よく動くアニメーションになります。
■リミテッドアニメーション
フルアニメーションの反対語です。
絵の一部を省略したり、セル原画数を減らす、つまり絵を減らしたりして、かかる費用や時間を削減したアニメーションの表現方法です。例として会話のシーンでキャラクターなどの口の部分のみを動かしたり、主要キャラクターのみ動く工夫などが見られます。
主に毎秒8コマで構成される。
■ストップモーションアニメーション
止まっている物体を一枚ずつ撮影し、それを高速で動かすことで絵に「動き」を与える撮影方法です。パラパラ漫画のしくみはこの技法と近いものがあります。クレイアニメ、砂アニメなどを例としてあげることができます。短編アニメーションによく使用される技法です。作ってみた!のアニメーションはこの方法で制作しました。
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