とっぷお金お金のいろいろ



お金のいろいろ


「お金がほしいなぁ」
「働けばいいでショウ?」
「お金がほしい。そんなあなたにこの一品!」
「なんですかこれは?」
「コピ〜機〜」
「ほほう」
「この千円札をコピー機にいれて...」
「こら!!」
「うわっ」
お金をコピーするのは犯罪じゃ!
「そ、そうなの?」
「あたりまえじゃ!世の中の人がみんな好き勝手にお金をつくったら国が壊れてしまう!
「そっか、そうだよね...」
「だから、お金を作れるのは銀行だけなんじゃ」
「なるほど」
「くわしく知りたい人はこのページですヨ!」
⇒発券銀行についてはコチラ
「今後こんなことをしてはいかんぞ」
「はい、ごめんなさい」
「わかったならいいんじゃ」
「そういえば、博士と千円札の人ってにてますヨネ」
「そうかの?」
「聖徳太子?」
「ミスター野口デス!」
「へー。なら、お金の肖像に選ばれる基準って何なの?」
「お金を印刷している国立印刷局によると、選び方には特に決まりがあるわけではないそうじゃ。
じゃが、注意がはらわれている点は二つあるそうじゃ」
「なになにー?」
「1つ目は語句力実在の人物で、業績があり知名度も高く親しみやすいなど
国民から尊敬され日本を代表するような人物であることじゃ」
「もうひとつは何デスカ?」
「もうひとつは偽造防止の観点から、簡単に複製できず、かつ人の目を引く特徴のある顔であることだそうじゃ。 そして、通貨行政担当の『財務省』、発行元の『日本銀行』、 製造元の『国立印刷局』の三者が話し合い、最終的には日本銀行法に基づき、財務大臣が決めるのじゃ!」
「へぇー!!」
「そもそもお札に肖像が利用される理由の一つとして、『偽造防止』という理由があるのじゃ」
「普段何気なく見ているけれど、そんな理由があったんデスネ」
「今までに日本銀行券には16名、政府紙幣では2名が登場しているのじゃ」
「今までに一番多く肖像に登場したのは誰デスカ?」
「それは、聖徳太子じゃよ。7回も登場しているんじゃ!」
「どうして聖徳太子はこんなに肖像に選ばれるの?」
「それはやはり、大きな業績を残したっていうのが大きな理由じゃないかの。それに、日本人で聖徳太子を知らない人はいないってくらい知名度も高い。
そんな理由からきているのじゃ」
「そっかぁ!やっぱお札の肖像になる人ってすごい人なんだね!」
「そうじゃなぁ。ふたりはお金の最後ってどういう経路をたどっているか知っているかの?」
「確か…リサイクルされるって、聞いたことがあるよ」
「よく知っているな!お札は世の中に送り出され、利用されたあと再び金融機関を通じて日本銀行に戻ってくるのじゃ。そこで、『鑑査』が行われるのじゃ!」
「鑑査?」
「そうじゃ。鑑査というのは真偽鑑定や損傷度合いの検査のこと。つまり、本物なのかどうか、また流通しても使えるか?という検査をするのじゃ!
そして、使えないと判断されたお札は細かく裁断され、一部が住宅用建材、固形燃料、事務用品などにリサイクルされるのじゃ!」
「ただ捨てられるんじゃないんだね!」
「そうじゃ!」
「博士!もし、今持っているお札が破れてしまった時って交換してもらえるのデスカ?」
お札の残っている面積がどれくらいかによって決まるのじゃ。
面積が2/3以上の場合は全額として引き換え、2/5以上2/3未満の場合は半額として引き換え、
2/5未満の場合は残念ながら失効じゃ」
「そうなんデスカ!基準があるんデスネ!」
「これなら破いちゃっても安心だね!」
「いや、お金は大切に扱わないとダメじゃぞ」



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