Thinking

モータースポーツと環境

モータースポーツに、環境をどうたらという考えはほとんどありません。

企業が自社の技術をアピールするために、レース前に少し電気自動車や燃料電池車、
ハイブリッド車のレーシングカーを走らせている位です。


これからのモータースポーツ、未来を考えるには、環境を配慮するのは当然だと思います。

現在デモとして走らせることができ、サーキットでそれなりのタイムも出ているので、
環境を配慮したレーシングカーや新しいレースをどんどん出していくことは今後可能になると思います。

しかし、忘れて欲しくないものはモータースポーツが好きなファンや観客のことです。
ただ環境に配慮をしたレーシングカーを作れば良いわけではありません。
世間を少し驚かせるだけで、観客が求めているものがなければ、人が集まることもなく、そのまま終わってしまいます。


ちゃんと観客を興奮させ、何がモータースポーツを楽しくさせているかを、考えなければなりません。

音と速さと可動が、観客を刺激し興奮させていると私は思います。

すべてを叶えることができるのは、ハイブリッドしかないという結論に至りました


ここからはレースとは関係ないですが、知っておくと面白い知識です。



ハイブリッドの裏

エコカーとしてハイブリッドカーは大きく宣伝され、
我々も未来のモータースポーツを考えるにあたって最良と判断した、ハイブリッドカーですが、
ファミリーカーに採用されているハイブリッドには裏があります。


トヨタ・プリウス等のハイブリッドカーは、エコのイメージが強いですが、
製造過程を見ると使われる部分が多く、CO2の排出はむしろ普通の自動車より多いのです。

またバッテリーのためのニッケルを採掘するのも環境によくありませんし、
廃車後の処理も環境に悪いのです。その輸送にだってCO2は出ます。

実際エコカーと呼ばれていますが、上辺だけのエコだと私は思います。


更に、ハイブリッドカーは止まることで発電し電気モーターで低速時のアシストをします。
そこでエンジンの使用回数を少なくして燃費を伸ばしています。

しかし高速道路に入った時、エコカーとは呼べなくなります。
コスト削減と、モーターアシストがあるためエンジンは小さいので、
高速走行を長時間すると、燃費は格段に悪くなります。
エンジンが小さいと、パワーやトルクも小さいため、高速で走るために沢山回さなければなりません。
だから燃費は悪くなります。


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