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静止軌道エレベーター |
非同期軌道スカイフック |
超極音速スカイフック |
設置場所 |
赤道上にしか作ることができない。 |
低軌道におくことができる。赤道上でなくても接地できるので自由度が高い。 |
こっちも赤道上でなくても接地できるので自由度が高い。 |
使いやすさ |
実現したら一番使い勝手がいい!大量の人や物を,安全に,低コストで,無公害に輸送できる。 |
入るのに大気圏外飛翔機を必要とする。しかも1時間に1度しか入る機会がない。 |
入るのに大気圏外飛翔機を必要とする。ケーブルは回転することは無く,常に地球の中心からの視線方向に保たれるので、非同期軌道スカイフックよりは、入りやすい。 |
エネルギー面 |
位置エネルギーによって、移動に使う電気を獲得できる! |
大気圏外飛翔機を利用するので、その分のエネルギーがかかるが、ランデブー中には高度を保つことができれば、あとはほとんどエネルギーを必要としない。 |
非同期軌道スカイフックと同じ |
製作コスト |
作るには莫大なお金が必要。 |
低軌道におくことができ、サイズが小さくて済むので、軌道エレベーターに比べたら、安く作れる。 |
軌道エレベーターより建設費は遥かに安い。 |
素材 |
適した素材がまだ作られてない・現存しない。カーボンナノチューブが考えられている。 |
現存の素材でできる。軌道の低下、接地部分が大気に突入したときの摩擦による発熱、衝撃波の発生をどのように防ぐかという問題がある。 |
現存の素材ででき、実現性が高い |
他の利点 |
墜落しないし,燃料を積んでないので安全。仮に途中で電力の供給が止まっも,チューブを伝って降りてくることができる。観光や医療というサービス産業に宇宙を解放するという経済性が見込める。 |
上記以外なし。 |
エレベータの質量や強度への要求が,圧倒的に小さく現実性がある。ケーブルは回転することは無く,常に地球の中心からの視線方向に保たれる。 |
他の問題点 |
36,000km彼方の静止軌道までエレベータを伸ばすことは至難の業。 |
上記以外なし。 |
軌道エレベーターより、行くときはお金がかかる。 |