Studio ついんくる ||タグ解説-Layer||

Layer

視覚的な表現の土台となるレイヤーに関するタグです。レイヤーという考え方になじみがない方でも、その概念をしっかりと理解すれば レイヤーを活用したゲームプログラミングを行えるはずです。

Single tags
記述動作
stopmoveレイヤーの移動を強制的に終了します。
moveタグで自動的にレイヤーを動かしているときに有効です。移動を強制的に終了させると、レイヤーは最終的な表示結果が表示されます。
stoptrans画面切り替えの効果(トランジション)を強制的に終了します。
transタグで画面切り替えの効果を設定したときに有効です。画面切り替え効果を強制的に終了させると、切り替えの効果が全て終了した状態が表示されます。
resetfont操作中のメッセージレイヤーのフォントの設定をリセットします。
他のメッセージレイヤーに対しては影響を持ちません。
resetstyle操作中のメッセージレイヤーの文字列の行の設定をリセットします。
他のメッセージレイヤーに対しては影響を持ちません。
ct全てのメッセージレイヤーをリセットします。
メッセージレイヤーの設定(position)、レイヤーの設定(layopt)以外の設定を初期値にリセットされます。このタグが動作した後は、それまで操作レイヤーがmessage0になります。
er操作中のメッセージレイヤーの文字を消します。
スタイル、文字属性のみこれでリセットすることができます。
cm全てのメッセージレイヤーの文字を消します。
スタイル、文字属性のみこれでリセットすることができます。
hidemessageメッセージレイヤーを一時的に見えなくします。
メッセージレイヤーのバックグラウンドにあるレイヤーが丸見えの状態になります。メッセージレイヤーの設定等には影響はありません。

Need option tags
記述追加記述記述詳細動作
layopt--レイヤーについて基本的な記述を行います。
-layer(必須記述)レイヤー名(前景)/メッセージレイヤー名/message操作対象とするレイヤーを指定します。
このタグで指定できるレイヤーは、前景レイヤーとメッセージレイヤーで、レイヤー名は0や1といったものです。またメッセージレイヤー名とはmessage0やmessage1といったもので、messageと記述すると、currentタグで操作対象に指定したメッセージレイヤーが選択されます。
-pagefore/back対象としたレイヤーの表・裏を指定します。
foreと記述した場合は表、backと記述した場合は裏が選択されます。特に記述がなければ表が選択された状態になるか、追加記述layerでmessageと記述した場合はそのままcurrentタグの設定が有効な状態になります。
-visibletrue/false対象としたレイヤーを見える状態にするか、見えない状態にするかを設定します。
trueと記述した場合はレイヤーが見える状態(可視)になり、falseと記述すると見えない状態(不可視)になります。ここでの"不可視"とはレイヤーをクリアすることではなく、ユーザーから見えない状態にすることを言います。
-opacity任意不透明度(0〜255)レイヤーの不透明度を設定します。不透明度の設定は0〜255の数字で行い、数字が小さいほど透明になります。ここで設定した不透明度は表示する画像には影響を持ちません。
-left数字(px)レイヤーの横の位置を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、ウィンドウ左側からの距離になります。タグに単位を記述することはできません。また、メッセージレイヤにこの記述を使うとき、positionタグと違うことは、レイヤーの内容が保たれたまま位置の設定が出来る所です。
-top数字(px)レイヤーの縦の位置を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、ウィンドウ上側からの距離になります。タグに単位を記述することはできません。また、メッセージレイヤにこの記述を使うとき、positionタグと違うことは、レイヤーの内容が保たれたまま位置の設定が出来る所です。
-index数字(整数)レイヤーが重なる順番を設定します。
数字が大きいものほど上に重なります。標準状態でレイヤーに設定されている数字についてはレイヤーindex表を参照してください。
-autohidetrue/falseユーザーがメッセージレイヤーを非表示にしたときの前景レイヤーの動作を設定します。
ユーザーがメニューバーからメッセージを消した場合に前景レイヤーを連動させて非表示にするかを設定します。trueと記述することで、メッセージレイヤーは連動して非表示になり、falseと記述すると連動はしません。これらの記述は前景レイヤーにのみ有効です。

position--メッセージレイヤーの外観についての設定を行います。
操作対象となっているメッセージレイヤーにのみ記述が有効となります。
-layerメッセージレイヤー名/message操作対象となるメッセージレイヤーを宣言します。
メッセージレイヤー名とはmessage0,message1...などで、messageもしくは、この追加記述を記述しなかった場合はcurrentタグ等で選択されている、現在の操作対象となっているメッセージレイヤーが選択された状態になります。
-pagefore/back操作対象となる対象メッセージレイヤーの表・裏を選択します。
foreで前のページ。backで裏のページとなります。この追加記述を記述しなかった場合は、currentタグ等で選択されているページが選択されます。
-visibletrue/falseメッセージレイヤーの可視/不可視を設定します。
trueで見える状態に、falseで見えなくします。
-width数字(px)メッセージレイヤーの幅を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用されます。タグに単位を記述することはできません。
-height数字(px)メッセージレイヤーの高さを設定します。
記述された数字はpxが単位として使用されます。タグに単位を記述することはできません。
-left数字(px)メッセージレイヤーの横の位置を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、ウィンドウ左側からの距離になります。タグに単位を記述することはできません。
-top数字(px)メッセージレイヤーの縦の位置を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、ウィンドウ上側からの距離になります。タグに単位を記述することはできません。
-marginl数字(px)メッセージレイヤー内の左側の余白を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、メッセージレイヤーの左側から、文字の表示される位置までの余白となります。
-marginr数字(px)メッセージレイヤー内の右側の余白を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、メッセージレイヤーの右側から、文字の表示される位置までの余白となります。
-margint数字(px)メッセージレイヤー内の上側の余白を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、メッセージレイヤーの上側から、文字の表示される位置までの余白となります。
-marginb数字(px)メッセージレイヤー内の下側の余白を設定します。
記述された数字はpxが単位として使用され、メッセージレイヤーの下側から、文字の表示される位置までの余白となります。
-color0xRRGGBB(RGB値)メッセージレイヤーの色を設定します。
色は0xRRGGBBで指定します。追加記述frameで画像を使用していない場合にだけ有効です。
-opacity任意不透明度(0〜255)メッセージレイヤーの不透明度を設定します。
設定は0〜255の数字で行い、数字が小さいほど透明になります。追加記述frameで画像を使用していない場合にだけ有効です。
-frame任意の画像ファイル名メッセージレイヤーに使用するフレーム(枠)画像を設定します。
ファイル名が"指定したファイル名_m"となっているものはマスク画像として読み込まれます。マスク画像は256色グレースケールであることが必要です。何も設定しなければ、追加記述color、opacityの設定が有効になります。
-framekey0xRRGGBB(RGB値)/adapt/パレット番号透明にされる色を設定します。
マスク画像を使用する場合は記述する必要はありません。0xRRGGBB値で記述した場合、画像中の記述した色を全て透明にします。またadaptで画像の一番上の直線上で、もっとも使用されている色が自動的に選択されます。パレット番号とは画像処理ソフトで割り当てる数値のことで、画像が256色もしくは16色である必要があります。
-verticaltrue/false縦書き/横書きの設定を行います。
trueを指定すると縦書きに設定されます。falseで横書きになります。何も指定しなければConfig.tjsの設定が有効になります。
-draggabletrue/falseメッセージレイヤーを固定するか、可動にするかを設定します。
trueとすることによってメッセージレイヤーをドラッグ可能にします。falseと記述すればメッセージレイヤーは固定され、移動は不可能になります。移動可能にするには、レイヤーの不透明度を64以上である必要があります。ドラッグが可能になる領域は、レイヤーの余白部分です。

laycount--使用できるレイヤーの数を設定します。
設定することが出来る数字に上限はありませんが、使用する数が増えればそれほど動作が重くなります。
-layers数字(整数)前景レイヤーの数を設定します。
設定できる数字は整数のみです。
-messages数字(整数)メッセージレイヤーの数を設定します。
設定できる数字は整数のみです。

current--操作をするメッセージレイヤーを選択します。
-layerメッセージレイヤー名操作をするメッセージレイヤーの名前を宣言します。
メッセージレイヤー名とはmessage0,message1...などで、一番初めに操作対象となっているメッセージレイヤーはmessage0です。メッセージレイヤーの数はConfig.tjsもしくはlaycountタグで任意の数に設定できます。
-pagefore/back操作対象となる対象メッセージレイヤーの表・裏を選択します。
foreで前のページ。backで裏のページとなります。この追加記述を行わなかった場合は、自動的にfore(前面)と扱われます。
-withbacktrue/false表のメッセージレイヤーに行った動作を裏側にも動作させるかを設定します。
これをtrueとした場合、裏側のメッセージレイヤーは表側と同じ動作をし続けます。追加記述がない場合はfalse(同じ動きをしない)とされます。

image--前景/背景レイヤーに画像を読み込みます。
-storage(必須記述)任意の画像ファイル名読み込む画像を指定します。
拡張子の記述は必要ありません。ファイル名が"指定したファイル名_m"となっているものはマスク画像として読み込まれます。また、ファイル名が"指定したファイル名_p"となっているものはクリッカブルマップ用の領域画像として読み込まれます。これら2種類の画像は256色グレースケールであることが必要です。*.asdファイルが存在すればアニメーション情報、*.maファイルが存在すればクリッカブルマップの設定情報が読み込まれます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名画像を読み込むレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーに、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーに画像が読み込まれます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/back読み込む画像を表に配置するか、裏に配置するかを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側に、backと指定するとレイヤーの裏側に画像を読み込みます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-mapimage任意の画像ファイル名クリッカブルマップの領域画像を読み込みます。
追加記述のstorageで自動的に読み込まれる画像以外を使用したい場合にこのタグで別途に指定します。
-mapactionクリッカブルマップの設定情報ファイル名クリッカブルマップの設定情報を読み込みます。
追加記述のstorageで自動的に読み込まれるファイル以外を使用したい場合にこのタグで別途に指定します。拡張子は省略することは出来ません。
-key0xRRGGBB(RGB値)/adapt/パレット番号透明にされる色を設定します。
マスク画像を使用する場合は記述する必要はありません。0xRRGGBB値で記述した場合、画像中の記述した色を全て透明にします。またadaptで画像の一番上の直線上で、もっとも使用されている色が自動的に選択されます。パレット番号とは画像処理ソフトで割り当てる数値のことで、画像が256色もしくは16色である必要があります。
-visibletrue/falseレイヤーを表示するかを設定します。
このタグをfalseと記述すると、レイヤーは非表示になります。trueと記述するとレイヤーが表示されるようになります。背景レイヤーにこの記述は使用できません。前景レイヤーの初期状態は非表示です。
opacity任意不透明度(0〜255)レイヤーの不透明度を設定します。
設定は0〜255の数字で行い、数字が小さいほど透明になります。このタグで設定したレイヤーの不透明度は表示画像への影響を持ちません。
-grayscaletrue/false画像をグレースケールにします。
この記述でtrueと記述すると画像がグレースケールで表示されます。またfalseと記述すれば通常と同様に表示されます。このタグで画像をグレースケールに設定しても、画像ファイル自体には影響を持ちません。
-modetransp/rect/add/
sub/mul/dodge/
darken/lighten/screen
前景レイヤーの画像の読み込みモードを設定します。
標準の状態はtranspで、αチャネル(画像に含まれる透明な部分の情報)が有効な状態です。
rectαチャネルは無効になります。読み込みモードの中で最も処理が軽いと思われます。αチャネルを利用していなければこのモードを使用するといいでしょう。
addは加算合成が行われた状態で表示されます。
subは減算合成が行われた状態で表示されます。
mulは乗算合成が行われた状態で表示されます。
lightenは比較(明)が行われた状態で表示されます。
darkenは比較(暗)が行われた状態で表示されます。
dodgeは覆い焼きが行われた状態で表示されます。
screenはスクリーン乗算が行われた状態で表示されます。
-rgamma任意ガンマ補正値(0.1〜9.9)読み込む画像のガンマ補正を行います。
この追加記述は赤のガンマ値を指定することが出来ます。基準値は1.0です。
-ggamma任意ガンマ補正値(0.1〜9.9)読み込む画像のガンマ補正を行います。
この追加記述は緑のガンマ値を指定することが出来ます。基準値は1.0です。
-bgamma任意ガンマ補正値(0.1〜9.9)読み込む画像のガンマ補正を行います。
この追加記述は青のガンマ値を指定することが出来ます。基準値は1.0です。
-rfloor任意最低値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最低値を設定します。
この追加記述は赤の最低値を設定することが出来ます。標準では0です。
-gfloor任意最低値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最低値を設定します。
この追加記述は緑の最低値を設定することが出来ます。標準では0です。
-bfloor任意最低値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最低値を設定します。
この追加記述は青の最低値を設定することが出来ます。標準では0です。
-rceil任意最高値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最高値を設定します。
この追加記述は赤の最高値を設定することが出来ます。標準では255です。
-gceil任意最高値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最高値を設定します。
この追加記述は緑の最高値を設定することが出来ます。標準では255です。
-bceil任意最高値(0〜255)読み込む画像の色の輝度最高値を設定します。
この追加記述は青の最高値を設定することが出来ます。標準では255です。
-mcolor0xRRGGBB(RGB値)読み込む画像に色を混ぜます。
混ぜ合わせる色は0xRRGGBBで指定します。
-mopacity任意不透明度(0〜255)混ぜ合わせる色の濃度を設定します。
このタグはmcolorで混ぜ合わせる色を設定した場合に有効です。
-cliptop数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる上辺の位置を指定します。
追加記述cliptop、clipleft、clipheight、clipwidthを組み合わせることによって、画像の一部分を任意の幅、高さの四角形で切り出しレイヤーに表示させることが出来ます。元の画像は追加記述storageで読み込んだ画像が使用されます。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。このタグでは四角形のうち、上辺の位置を指定します。
-clipleft数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる左辺の位置を指定します。
画像の一部を表示させる四角形の左辺の位置を指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。
-clipheight数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる高さを指定します。
画像の一部を表示させる四角形の高さを指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。
-clipwidth数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる幅を指定します。
画像の一部を表示させる四角形のを指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。
-top数字(px)レイヤーの上辺の位置を変更します。
操作対象となってるレイヤーの上辺の位置を変更します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。この追加記述は背景レイヤーに使用することは出来ません。
-left数字(px)レイヤーの左辺の位置を変更します。
操作対象となってるレイヤーの左辺の位置を変更します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。この追加記述は背景レイヤーに使用することは出来ません。
-posleft/left_center/
center/
right_center/right
前景レイヤーの位置を自動的に設定します。
前景レイヤーをleft(左端)、left_center(中央左より)、center(中央)、right_center(中央右より)、right(右端)の5種類の記述詳細で位置が自動的に設定されます。それぞれl、lc、c、rc、rと略することが出来ます。自動的に設定される位置はConfig.tjsの中で変更できます。追加記述top、leftよりもこちらの記述が優先されます。また、背景レイヤーにこの記述は使用できません。
-flipudtrue/false画像の上下反転を行います。
trueと記述した場合、読み込んだ画像が上下反転表示されます。falseを指定した場合は通常通り表示されます。
-fliplrtrue/false画像の左右反転を行います。
trueと記述した場合、読み込んだ画像が左右反転表示されます。falseを指定した場合は通常通り表示されます。
-index数字(整数)レイヤーが重なる順番を設定します。
数字が大きいものほど上に重なります。標準状態でレイヤーに設定されている数字についてはレイヤーindex表を参照してください。

pimage--背景レイヤーもしくは前景レイヤーに画像の一部分を追加して読み込みます。
後にimageタグもしくはfreeimageタグを記述するとこのタグで読み込んだ画像は無効になります。
storage(必須記述)任意の画像ファイル名読み込む画像を指定します。
これで指定した画像が操作対象のレイヤーに既に読み込まれた画像と共存する形で読み込まれます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名画像を読み込むレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーに、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーに画像が読み込まれます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/back読み込む画像を表に配置するか、裏に配置するかを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側に、backと指定するとレイヤーの裏側に画像を読み込みます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-dy(必須記述)数字(px)画像を読み込む上辺の位置を指定します。
記述は読み込む画像の位置のy軸(縦の位置)になります。記述は数字で行い単位にはpxが使用されます。
-dx(必須記述)数字(px)画像を読み込む左辺の位置を指定します。
記述は読み込む画像の位置のx軸(横の位置)になります。記述は数字で行い単位にはpxが使用されます。
-modecopy/pile/add/
sub/mul/dodge/
darken/lighten/screen
画像の読み込みモードを選択します。
sx、sy、sw、shで選択した画像の部分をコピーするのか、加工をして重ねるかのかを選択できます。
pileは何の加工も行われずに画像が重ねられます。標準の状態です。
copyはただ単に選択部分のコピーが行われます。
addは加算合成が行われた状態で表示されます。
subは減算合成が行われた状態で表示されます。
mulは乗算合成が行われた状態で表示されます。
lightenは比較(明)が行われた状態で表示されます。
darkenは比較(暗)が行われた状態で表示されます。
dodgeは覆い焼きが行われた状態で表示されます。
screenはスクリーン乗算が行われた状態で表示されます。
-sy数字(px)選択された画像の表示させる位置の上辺を指定します。
追加記述sy、sx、sh、swを組み合わせることによって、画像の一部分を任意の幅、高さの四角形で切り出しレイヤーに表示させることが出来ます。元の画像は追加記述storageで読み込んだ画像が使用されます。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。このタグでは四角形のうち、上辺の位置を指定します。この追加記述を行わなかった場合は0が自動的に記述された状態になります。
-sx数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる左辺の位置を指定します。
画像の一部を表示させる四角形の左辺の位置を指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。この追加記述を行われなかった場合自動的に0が記述された状態になります。
-sh数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる高さを指定します。
画像の一部を表示させる四角形の高さを指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。この追加記述を行わなかった場合自動的に画像の最大値が記述された状態になります。
-sw数字(px)レイヤーに画像の一部を表示させる幅を指定します。
画像の一部を表示させる四角形のを指定します。記述は数字で行い、単位にはpxが使用されます。この追加記述が行われなかった場合自動的に画像の最大値が記述された状態になります。
-key0xRRGGBB(RGB値)/adapt/パレット番号透明にされる色を設定します。
マスク画像を使用する場合は記述する必要はありません。0xRRGGBB値で記述した場合、画像中の記述した色を全て透明にします。またadaptで画像の一番上の直線上で、もっとも使用されている色が自動的に選択されます。パレット番号とは画像処理ソフトで割り当てる数値のことで、画像が256色もしくは16色である必要があります。
-opacity任意不透明度/処理強度(0〜255)追加記述modeで選択した重ね合わせの不透明度、処理の強さを指定します。
追加記述modeでpileと記述した場合この追加記述は重ね合わせる画像の不透明度を設定することができ、add、sub、mul、dodge、darken、lighten、screenと記述した場合この追加記述は処理の強さを記述することが出来ます。

ptext--背景レイヤーもしくは前景レイヤーに文字を書き込みます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名文字を書き込むレイヤーを選択します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/back文字をレイヤーの表もしくは裏に書き込むかを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側に、backと指定するとレイヤーの裏側に文字を書き込みます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-text(必須記述)任意文字列書き込む文字列を記述します。
メッセージレイヤーに文字列を表示させるのと違い、この追加記述で書き込んだ文字列は栞(セーブ)に保存されます。
-y(必須記述)数字(px)文字列を表示させる縦の位置を設定します。
文字を表示させるy軸(縦の位置)を数字で指定します。単位にはpxが使用されます。
-x(必須記述)数字(px)文字列を表示させる横の位置を設定します。
文字を表示させるx軸(横の位置)を数字で指定します。単位にはpxが使用されます。
-face任意フォント名書き込まれる文字のフォントを指定します。
記述を","(カンマ)で区切った場合、左側のフォントが優先して使用されます。例えばfont1,font2と記述した場合、通常はfont1が使用されますがユーザーのパソコンにfont1が存在しなければfont2が使用されます。フォント名を記述する場合は全角、半角などを正確に記述する必要があります。縦書きフォントを使用する際、フォント名に"@"をつける必要はありません。
-color0xRRGGBB(RGB値)書き込まれる文字の色を指定します。
色の指定は0xRRGGBBで行います。例えば赤は0xFF0000、黒は0x000000などです。この追加記述を行わなかった場合は黒で文字が書き込まれます。
-size数字(px)書き込まれる文字のサイズを指定します。
サイズの指定は数字で行います。単位にはpxが使用されます。この追加記述を行わなかった場合、サイズには12(px)が使用されます。ちなみに現在皆さんが読んでいる文章は15pxです。
-angle数字(度数×10(0〜3600))書き込まれる文字の角度を指定します。
角度の指定は度数×10で行います。標準では横書きで0、縦書きで2700です。
-verticaltrue/false縦書き/横書きの設定を行います。
trueを指定すると縦書きに設定されます。falseで横書きになります。この追加記述が使用されなかった場合は横書きの状態になります。
-boldtrue/falseボールド(太字)の設定を行います。
trueでボールドが有効。falseで無効となります。
-italictrue/falseイタリック(斜体)の設定を行います。
trueでイタリックが有効。falseで無効となります。
-shadowtrue/false影つき文字の設定を行います。
trueで影つき文字が有効。falseで無効となります。影つき文字と縁つき文字は同時に使用できません。
-shadowcolor0xRRGGBB(RGB値)影つき文字の影の色を設定します。
設定には0xRRGGBB値を使います。例えば赤は0xFF0000、黒は0x000000などです。
-edgetrue/false縁つき文字の設定を行います。
trueで縁付き文字が有効。falseで無効となります。縁つき文字と影つき文字は同時に使用できません。
-edgecolor0xRRGGBB(RGB値)縁つき文字の色を設定します。
設定には0xRRGGBB値を使います。例えば赤は0xFF0000、黒は0x000000などです。

mapimageクリッカブルマップの領域画像を読み込みます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名クリッカブルマップの領域画像を読み込むレイヤーを選択します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/backクリッカブルマップの領域画像をレイヤーの表もしくは裏に読み込むかを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側に、backと指定するとレイヤーの裏側に文字を書き込みます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-storage(必須記述)任意クリッカブルマップの領域画像名読み込むクリッカブルマップの領域画像を指定します。imageタグを使用して読み込むことも出来ます。クリッカブルマップの領域画像は保存形式が256色である必要があります。

mapaction--クリッカブルマップの設定情報ファイルを読み込みます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名クリッカブルマップの設定情報ファイルを読み込むレイヤーを選択します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/backクリッカブルマップの設定情報ファイルをレイヤーの表もしくは裏に読み込むかを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側に、backと指定するとレイヤーの裏側に文字を書き込みます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-storage(必須記述)任意クリッカブルマップの設定情報ファイル名読み込むクリッカブルマップの設定情報ファイルを指定します。imageタグを使用して読み込むことも出来ます。

mapdisable--クリッカブルマップを無効にします。
-layer(必須記述)base/レイヤー名クリッカブルマップを無効にするレイヤーを選択します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/backクリッカブルマップを無効にするレイヤーを表か裏かを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が無効になります。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。

copylay--レイヤーをコピーします。
コピーが可能なのは同じ種類のレイヤーのみです。
-srclayer(必須記述)base/レイヤー名/メッセージレイヤー名/messageコピーされるレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。メッセージレイヤー名で該当のメッセージレイヤーが選択されます。レイヤー名とは0や1など、メッセージレイヤー名はmessage0やmessage1といったものです。messageは操作対象となっているメッセージレイヤーが自動的に選択されます。
-srcpagefore/backコピーされるレイヤーが表もしくは裏かを指定します。
foreと記述するとコピーされるレイヤーはsrclayerで指定したレイヤーの表側。backと記述するとコピーされるのはsrclayerで指定したレイヤーの裏側となります。
-destlayer(必須記述)base/レイヤー名/メッセージレイヤー名/messageコピー先となるレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。メッセージレイヤー名で該当のメッセージレイヤーが選択されます。レイヤー名とは0や1など、メッセージレイヤー名はmessage0やmessage1といったものです。messageは操作対象となっているメッセージレイヤーが自動的に選択されます。
-destpagefore/backコピー先のレイヤーが表もしくは裏かを指定します。
foreと記述するとコピー先のレイヤーはdestlayerで指定したレイヤーの表側。backと記述するとコピー先はdestlayerで指定したレイヤーの裏側となります。

backlay--レイヤーの表を裏にコピーします。
-layerbase/レイヤー名/メッセージレイヤー名/message表の情報を裏にコピーするレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。メッセージレイヤー名で該当のメッセージレイヤーが選択されます。レイヤー名とは0や1など、メッセージレイヤー名はmessage0やmessage1といったものです。messageは操作対象となっているメッセージレイヤーが自動的に選択されます。この追加記述が行われなかった場合は全てのレイヤーがコピーされます。

trans--画面切り替えの効果(トランジション)を行います。
-layer(必須記述)base/レイヤー名/メッセージレイヤー名/message操作対象とするレイヤーを指定します。
baseは背景レイヤーが、レイヤー名は該当の前景レイヤーが選択されます。また、メッセージレイヤー名は該当のメッセージレイヤーが、messageは現在操作対象となっているメッセージレイヤーが選択されます。レイヤー名とは0や1といったもので、メッセージレイヤー名とはmessage0やmessage1といったものです。このタグではmessageで自動的に選択されるレイヤーが、裏であっても表であっても必ず、[裏]→(効果)→[表]と情報が移っていきます。
-time(必須記述)任意時間数(ミリ秒)画面切り替え効果を行っている時間を指定します。
行っている時間とは、画面切り替え効果(トランジション)が始まり、完全に終了するまでの時間です。記述は数字で行い、単位にはミリ秒が使用されます。
-methoduniversal/scroll/crossfade/
プラグイン内のトランジション名
画面切り替え効果の種類を指定します。
画面切り替えの効果には複数の種類があり、その効果はプラグインを読み込むことにより標準では使用できない物を使用することも出来ます。KAG3標準では、ルール画像という画像に従って切り替えアニメーションを行うuniversal、指定された時間をかけて、レイヤーの裏を表に表示させるcrossfade、任意のレイヤーをスライドさせてレイヤーの裏を表に表示させるscrollがあります。それぞれに必要な追加記述は、
universalがrule(ルール画像)、vague(画像を読み込む設定)、time(効果を行う時間)。
crossfadeが、time(効果を行う時間)。
scrollが、from(裏が出現する方向)、stay(スライドの方式)、time(効果を行う時間)。
となっています。この追加記述を行わなかった場合はuniversalが使用されます。
-childrentrue/false画面切り替え効果に前景・メッセージレイヤーを含めます。
背景レイヤーに画面切り替えの効果(トランジション)を行った場合、trueと記述すると前景レイヤー、メッセージレイヤーにも効果が使用され、falseと記述すると、背景レイヤーのみで画面の切り替えが行われます。この記述が行われなかった場合、trueと記述された状態になります。
-rule任意ルール画像名画面切り替え効果universalで使用するルール画像を指定します。
ルール画像とは、256色のグレースケールで制作された画像で、指定されたルール画像の色の濃い部分から順に画面が切り替わるようになります。
-vague任意許容値ルール画像の中で色の変化をどこまで認めるかを設定します。
許容値の最低値は0です。許容値は、ルール画像中の色の変化中でどこまで画面切り替えの効果(トランジション)の対象に含めるかを示す値になります。
例えば最低値の0と記述すれば、ルール画像の色の変化を完全にひとつずつ追って画面を変化させていきます。また64と記述したときは、ルール画像の色の変化を0に比べて曖昧に読み込んで表示させます。ちなみに例で64と示したのは、この記述が使用されなかった場合に使用される許容値が64だからです。この数か大きいほど滑らかに画面が切り替わります。もちろん0と64はあくまで例として示した数値ですので、他の数値を使用することが出来ます。
-fromtop/left/right/bottom画面切り替え効果scrollでレイヤーの裏が表のどこから出現するのか指定します。
topで画面上、leftで画面左、rightで画面右、bottomで画面下からレイヤーの裏が出現します。
-staynostay/stayfore/stayback画面切り替え効果scrollの種類を指定します。
scrollには3種類あります。標準となっているのが、nostayで、表の画像が裏の画像に画面外へ押し出される形で切り替わります。stayforeは表の画像は動かずに、その上に裏の画像が覆いかぶさるように切り替わります。staybackはその逆で、表の画像が動きその後ろに裏の画像が存在しているように切り替わります。
stoptrans--画面切り替えの効果(トランジション)を強制的に終了します。
transタグで画面切り替えの効果を設定したときに有効です。画面切り替え効果を強制的に終了させると、切り替えの効果が全て終了した状態が表示されます。

wt--画面切り替え効果(トランジション)が終了するのを待ちます。
-canskiptrue/false画面切り替え効果の終了待ちをスキップできるか設定します。
trueと指定することでユーザーはクリックで画面切り替え効果(トランジション)をスキップすることが出来ます。スキップした後は切り替えの効果を全て終了した状態になります。falseとすることで、画面切り替え効果をスキップすることが出来なくなります。標準では画面切り替えの効果をスキップできる状態になっています。clickskipタグでスキップを無効にしている場合はこのタグでスキップを有効にしても意味がないので注意してください。

animstart--アニメーションを使用します。
-layer(必須記述)base/レイヤー名アニメーションを使用するレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。アニメーションを使用するにはレイヤーにアニメーション情報ファイル(*.asd)が読み込まれている必要があります。
-pagefore/backアニメーションを使用するレイヤーを表か裏か指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が選択されます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-seg(必須記述)数字(整数1〜)レイヤー内のアニメーションを行うチャンネル(セグメント)を指定します。
チャンネル(セグメント)の設定には1以上の整数を使用します。
チャンネルは公式にはセグメントと呼ばれていますが、ここではイメージをしやすいように(テレビなんかの)チャンネルと呼びます。チャンネルはひとつのレイヤーにいくつも存在していて(TBSやNHKをイメージしてください。)、それぞれが他のアニメーションを同時に表示できます。ここではどのチャンネルにアニメーションを表示するかを指定するわけです。
ここで気をつけなければならないのが、ひとつのチャンネルにはひとつのアニメーションしか表示できないことです。そのためチャンネルはそれぞれのアニメーションに別の数字を割り当てる必要があります。
-target(必須記述)任意ラベル名表示させるアニメーション情報ファイル(*.asd)内のラベルを指定します。
レイヤーに表示させたいアニメーションのラベルを記述します。ラベルの記述にはラベル名の前に*(アスタリスク)をつける必要があります。

animstop--アニメーションを停止します。
アニメーション情報ファイル(*.asd)内でループさせているアニメーションはhomeタグを通過するまで停止することは出来ません。
-layer(必須記述)base/レイヤー名アニメーションを停止するレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。このタグを使用するにはレイヤーにアニメーション情報ファイル(*.asd)が読み込まれている必要があります。
-pagefore/backアニメーションを停止するレイヤーを表か裏か指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が選択されます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-seg(必須記述)数字(整数1〜)アニメーションを停止するチャンネル(セグメント)を指定します。
チャンネル(セグメント)の設定には1以上の整数を使用します。

wa--アニメーションの停止を待ちます。
アニメーションが停止するにはアニメーション情報ファイル(*.asd)ないでsもしくはhomeタグを通過する必要があります。
-layer(必須記述)base/レイヤー名アニメーショの停止を待つレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。このタグを使用するにはレイヤーにアニメーション情報ファイル(*.asd)が読み込まれている必要があります。
-pagefore/backアニメーションの停止を待つレイヤーを表か裏か指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が選択されます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。
-seg(必須記述)数字(整数1〜)アニメーションの停止を待つチャンネル(セグメント)を指定します。
チャンネル(セグメント)の設定には1以上の整数を使用します。

freeimage--レイヤーに読み込まれた画像をクリアします。
不要な画像、アニメーション情報は読み込んでいるだけでパソコンに負担を与えます。それらの情報をこのタグでクリアすることが出来ます。
-layer(必須記述)base/レイヤー名画像をクリアするレイヤーを指定します。
baseと記述すると背景レイヤーが、レイヤー名を記述すると該当の前景レイヤーが選択されます。レイヤー名とは0、1...といったものです。
-pagefore/back画像をクリアするレイヤーは表か裏かを指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が選択されます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。

move--前景レイヤーもしくはメッセージレイヤーを動かします。
-layer(必須記述)レイヤー名/メッセージレイヤー名/message操作対象となるレイヤー名、メッセージレイヤーを宣言します。
レイヤー名とは01...といったもので、メッセージレイヤー名とはmessage0,message1...などで、messageと記述した場合、現在の操作対象となっているメッセージレイヤーが選択された状態になります。このタグでは背景レイヤーを指定することは出来ません。
-pagefore/back選択されたレイヤーの表か裏か指定します。
foreと指定するとレイヤーの表側が、backと指定するとレイヤーの裏側が選択されます。この追加記述が行われなかった場合は表が自動的に選択されます。追加記述layerでmessageと記述した場合でこの記述を行わなかった場合は操作対象となっている表・裏が選ばれます。
-path(必須記述)(通過点1)(通過点2)...レイヤーの移動する通過点、その位置での不透明度を指定します。
記述は(x,y,不透明度)のように行い、不透明度は0〜255で行います。不透明度は各点に移動する間に滑らかに変化します。もし、滑らかに不透明度を変化させたくなければ、不透明度に256足した数を不透明度に記述します。各点の間の移動は、直線での移動、曲線での移動があります。
-time(必須記述)任意時間数(ミリ秒)レイヤーが通過点と通過点を結ぶ時間を指定します。
この追加記述で指定する数字は二つの点を結ぶ時間です。つまり、この追加記述で指定した数字と結ぶ点の数だけ移動全体の時間はかかるということです。追加記述accelで移動速度に変化を加えた場合は、この追加記述で指定された各点の移動時間の総和をかけて最終的な点へ移動します。
-delay任意時間数(ミリ秒)レイヤーを動かす開始までの時間を指定します。この追加記述が行われなかった場合は自動的に0が指定されます。
-splinetrue/false通過点への移動を曲線で行います。
曲線で移動を実行するには、通過点が2個以上存在する状態でtrueと指定します。falseと指定すると、レイヤーの移動は各点を結んだ直線的なものになります。この追加記述を有効にして使用される曲線はB-スプライン曲線というものです。
-accel任意数値レイヤーの移動にスピードの変化を与えます。
スピードの変化は、2以上の数値で徐々に速まり、-2以下の数値で徐々に遅くなります。0でスピードは一定になります。この記述を行わなかった場合、スピードに変化はありません。

wm--レイヤーの移動が終了するのを待ちます。
-canskiptrue/falseレイヤーの移動をスキップできるか設定します。
trueと指定することでユーザーはクリックでレイヤーの移動をスキップすることが出来ます。スキップした後は移動が全て終了した状態になります。falseとすることで、画面切り替え効果をスキップすることが出来なくなります。標準では画面切り替えの効果をスキップできる状態になっています。clickskipタグでスキップを無効にしている場合はこのタグでスキップを有効にしても意味がないので注意してください。

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