【不眠症】
不眠症は普通神経症の代表的な症状になります。夜、寝ようと思ってもなかなか眠れず、「今夜もまた眠れないんだろうか」と常に睡眠の不安にとらわれ、ますます体調を悪くしている状態です。 そして不眠症には大体、三つの原因があると言われています。
【不眠症の原因と治療法】
@ うつ病などから病気からくる不眠症
うつ病などからくる不眠症の場合、「眠れなかったらどうしよう」というストレスを感じることは少ないです。
また、布団に入ってもなかなか眠れないという入眠困難ではなく、早朝覚醒という形で表れてきます。
そして、この場合、睡眠薬などの薬を飲んだ治療が良いと言えます。
A 薬の副作用による不眠症
抗うつ剤や血圧の薬など、薬の副作用からくる不眠症は、うつ病の不眠症と同様に「眠れなかったらどうしよう」というストレスを感じることは少ないです。
また、この場合は早朝覚醒だけではなく、入眠困難によるものも多いです。
そして、この場合も睡眠薬などの薬を飲む治療法が良いです。
B 神経症からくる不眠症
神経症からくる不眠症は前の二つとは違い、「今夜もまた眠れなかったらどうしよう」というストレスを非常に強く感じているからです。
また、よく眠れなかったという頭痛や、ダルさによる生活が多いです。
しかし、これは純粋な睡眠不足というようより、寝ようとしたの眠れなかったという「葛藤」が多いものです。
そして、不眠症の場合は入眠困難や途中覚醒という形で現れてきます。神経症からくる不眠症の場合は、精神療法で治療や対策をすることが良いです。