古代建築
古代とは、飛鳥時代から奈良時代、平安時代、あたりまでのことを言います。
このころの有名な建築物には、法隆寺(飛鳥時代)や東大寺(奈良時代)や醍醐寺(平安時代前期)、中尊寺金色堂(平安時代後期)などがあります。
飛鳥時代
法隆寺
この寺は聖徳太子が建立したといわれています。金堂は中国南北朝様式で世界最古の木造建築です。そして、五重塔は飛鳥様式最古のものです。この五重塔は柔構造という構造をしていて、現代の建築にもいかされています。
←相輪と呼ばれる先端部分が全体の高さの1/3を占めています。
↑写真3-1:wikipediaより引用(URL)
奈良時代
東大寺
聖武天皇は仏教の力で国を
守り、不安を取り除こうと考え、行基らの協力で大仏を本尊とする東大寺を奈良に建てました。
そして地方には国分寺、国分尼寺を建てました。
正倉院
校倉造の建物。光明皇后が聖武天皇の遺品を収蔵してあった。校倉造とは断面が三角の木材を井桁に組み、壁面を構成している建築物のことを言う。ちな みに正倉院のものが最古で最大です。
↑写真3-7:Wikipediaより引用(URL)
平安時代
平等院鳳凰堂
1053年(末法翌年)藤原頼道が宇治の別荘を阿弥陀堂として建てたものです。中は寝殿造となっています。
10円玉の図柄にもなっています
←写真3-8:自分で撮影
寝殿造
寝殿造はこのころの貴族の住居の邸宅の造りのことです。とても広く、中庭や池もありました。
左の図のようにたくさんの建物や小島などがあるものもあります。
←図3-9:Wikipediaより引用(URL)