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飢餓とは?

飢餓状態」とは「生きるために必要な食糧が不足していたり、栄養が足りていないことが長く続いている状態」のこと
を言います。現在この地球上で、「飢餓状態」にある人口は、約8億人と言われています。
 
現時点での世界の人口は約70億人ですが、予測では2045年には90億人を超えるとされています。
地球が養えると言われている人口が最大80億人だそうなので、2045年にはさらに2億もの人々が飢餓に苦しむ
でしょう。
 
このままでは、2011年現在より34年後には約10億人、つまり日本の人口(約1億3千万人)の約8倍の人が食べ物に
飢える時代になるのです。現在ですら毎年約1500万人が、飢餓により死亡しています。
つまり1秒に1人の割合で、飢餓による死亡者がでていることになります。
世界的に見ると飢餓状態にある人が多い国は、南半球の発展途上国、特に南部のアフリカに多いそうです。
 
ではなぜ飢餓がおこるのでしょうか?食糧が足りないからでしょうか?
もちろんそれはありますが、飢餓状態の子供の80%は余剰食糧を生産している国の子供たちだそうです。
飢餓は「社会の不平等さ」にも大きく関係しているため、ただ食糧支援を行うだけでは根本的な解決になりません。
そのため、やっかいな「食糧問題」の1つだと私たちは考えています。
ちなみに、ある地域で極端に食料が不足して飢餓状態になること飢饉といいます。



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