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飢餓と栄養不足

現在、世界には約8億人もの飢餓状態の人々がいます。
この人々は、常に栄養が足りていない状態にあります。
毎日生きるために必要な最低限の食糧でさえ手に入らないのです。
 
そんな一方、欧米などの先進国では肥満の人がいます。
そして栄養の取りすぎにより太った体を、多くのエネルギーとお金をかけて
ダイエットしているのです。
私たちのように食に不自由していないと、よりおいしいものを求めたり、より
いいものを求めます。
 
しかし、世界中の食べ物を集めて食べているのにもかかわらず、私たちは大量に
食糧を廃棄
しているのです。
同じ世界の中に、栄養が足りずに飢えに苦しむ人々と、栄養を取りすぎて肥満に
悩む人々
がいるなんて、果たして本当に世界中で食料は足りないと言えるのでしょうか?
 
具体的な数字で見てみましょう。
穀物の総生産量は約20億トンで、人口1人当たりは約300kgの穀物があります。
ところが実際、先進国と途上国では大きな格差があり、この中の穀物を家畜にえさとして与えるていることもあるので、途上国で飢餓状態の人々が出てきてしまうのです。
これは先進国と途上国の格差が抱える食糧問題と言えるでしょう。



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