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日常に欠かせない「紙」ですが、紙はいったいどこからどうやって伝わってきた物なのでしょうか。 ここでは、紙の歴史を大きく4つの時代に分けて紹介します。
紙の発明以前 紙の発明 印刷技術 電子書籍
【紙の発明以前】

紙が生まれる以前から、文字は使われており、人々は文字を記すために様々な工夫をしてきました。

中国
古代中国では、書写材料として木簡、竹簡や絹布などが使用されていました。

エジプト
紀元前2500年頃、エジプトでは「パピルス」という植物を加工して文字を記してきました。
ナイル川湖畔に生えているパルプスを割り、中身を縦に裂き、一定の間隔で並べ、その上に同じ物を直角に並べて使用していました。 また、パピルスは「paper」の語源でもあります。
エジプトの書物、「死者の書」もパピルスでできています。

ヨーロッパ
製紙技術が伝わる前のヨーロッパでは羊皮紙(パーチメント)が書写材料として使われていました。
羊皮紙はパピルスと違い両面とも使え、丈夫でカビに耐性があったため本にしても使いやすく、 条件がよければ千年以上の寿命を持つため非常に優れた紙でした。
しかし、原料となる動物の皮に寄生虫の傷や皮膚病の痕があると使えないため、疾病が流行っていた古代では使える原料はかなり少なく、 値段が極めて高いこと(A3で六千円~一万円)が問題でした。


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