薬を作ってみた!!

昔科学クラブに入っていたMが薬を作った時の様子を紹介します!
私は解熱鎮痛剤である、アセチルサリチル酸を作りました。
最近はアセトアミノフェンのほうが多いですが・・・


アセチルサリチル酸の合成
実験器具
サリチル酸、無水酢酸、濃硫酸、試験管、試験管立て、湯せん器、三脚
ガスバーナー、温度計、ガラス棒、三角フラスコ、パスツールピペット
駒込ピペット、氷水など

方法
@試験管にサリチル酸と無水酢酸を入れて、最後に濃硫酸をゆっくり加えます。
サリチル酸1g 無水酢酸1ml 濃硫酸3滴
A60℃で約5分湯せんします。

様子
濃硫酸を入れると白い煙が立ちました。
無水酢酸を入れ、白色の液体になったところを湯せんしました。
すると中央に白い個体ができ、周りに透明な液体ができました。
そのまま湯せんを続けていくとすべて白い個体になりました。



アセチルサリチル酸の精製
実験器具
試験管立て、試験管、ガラス棒、洗浄ビン、目皿ロート、吸引ビン、あすぴれーたー、ろ紙、薬さじ、ビーカー、エタノール、三角フラスコ、パスツールピペット、湯せん器、三脚、ガスバーナー、氷水など

方法
@試験管に水を5ml加えて、ガラス棒で優しくかき混ぜます。
A目皿ロートに試験管の中身をすべて出す。残ったものは洗って出します。
B目皿ロートの上に残った白い物質を薬さじを使って100mlビーカーに移します。
Cビーカーに少量のエタノールを加えた後、60℃の湯せんであたため物質を溶かします。
D冷ました後に洗浄ビンで水を加えて白い物質を再び取り出します。
E目皿ロートに薬さじで白い物質をすべてだします。
Fビンに移して、乾燥させます。


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