Thinking
観客が求めているもの
レースはまず観客が楽しむことが第一
自動車本体の魅力を出すのは当然ですが、
ルール、レギュレーションによってレースを更に面白くさせています。
まず、現在Super GT等に使われている、
これは必要、あった方がいいと我々がおもったレギュレーションを紹介します。
①ウエイトハンデ制(主にSUPER GT)
↪シーズンランキング、つまりレースの勝ち数に、
比例した重さの重りをマシンに搭載することを義務付ける制度です。
・メリット
全マシンの実力の拮抗を図ることにより、
レース及びシーズンランキングの2極化防止につながり、
下位チームでもトップ争いに加わることが可能となります。
→
順位予想の出来ない、且つより白熱したレースに!!
・デメリット
レーシングマシンは速さを追求するために、
速さに関係ないものは全て捨てています。
その結果、ドライバー1人を運ぶことしか想定していないレーシングマシンは、
運べる重量の許容範囲が狭く、ドライバー+50kgなどでも過度な重量増になってしまいます。
するとタイヤ、ブレーキ、サスペンション等が重さに耐えられず思うように走れなくなり、事故につながる恐れがあります。
チームの努力が100%生かされません。
✩対応策✩
・エンジンのパワーを下げる代わりにウエイトハンデを一定量軽減できるなどの措置をとります。
・シーズン終盤からウエイトハンデを軽減していき、最終戦でノーウエイトハンデにします。
②クラス分け(主に耐久レース系、SUPER GT)
↪1つのレース内でマシンの速さによってクラスを分け、その中でそれぞれ順位を争う方法です。
・メリット
異なるスピードのマシンが同じレースに参加することが可能となり、
それぞれのクラスのマシンが他のクラスのマシンを上手く利用出来るか
(例えば接近戦の際に間にわざと他のクラスのマシンを入れてオーバーテイクを阻止する)など
レースの面白みを増やせます。
・デメリット
スピードが異なる車が混走するため危険度が増します。
→ドライバーに高度な技術が求められます。
③DRS(2011年度 F1テクニカルレギュレーション第3条18項)(主にF1)
↪ある一定区間で、その区間に入る直前に前のマシンとの差が1秒以内だった場合、
マシンの一部を変形させ空気抵抗を減らし、最高速度を伸ばせるという制度です。
詳しくは
DRS
を参照してください。
・メリット
オーバーテイクシーンが増え盛り上がります。
・デメリット
なし
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