話し合い(2)
②育児休業を取りにくい環境の改善方法 |
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うーーん… |
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ちなみに日本の育児休暇取得率は1.72%よ |
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低いな… |
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なんていうか…どうしても意識の問題になる気がするんだけど、それはいったん置いたほうがいいよね? |
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そうね。でも意識の問題ってだけにすると、ちょっと足りない気もするわ。 |
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この前、父さんの意見聞いてても思ったけど |
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でも出産すると女の人って情緒不安定になることもあるらしいから、信頼できる人がそばにいた方が心強いと思うな… |
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意識の問題もあるだろうけど、上司との関係もあるよなぁ…。育休をとるっていう考えがそもそも無い感じがする |
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でも、子供の虐待事件で、母親が子供を虐待してるのを知らなかった父親とかいるし、もっと育児休暇とって子供と接した方がいいと思うな |
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父親の意識ってことかしら? |
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子どもに興味がないわけでもないんだろうけど…。家事分担ってのはちょっとちがう気がするしなあ。これってどういう方面の問題なんだ? |
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男性に対する育休制度を整えれば発布されたときとかにいろいろ考えるんじゃない?社会全体で子育てに対する意識を向けるとか? |
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昔は「女は結婚したら仕事をやめる」「産まれる前3か月くらいは実家にかえり、実家で産む(父親はそのまま仕事を続ける)」が風習だったのよ |
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やっぱりどこの家族も昔については同じ印象かな? |
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やっぱりスウェーデンの成功例から考えると、単純に父親の育休取得率をあげたいなら、社会全体で動くべきかしらね |
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給料だよな、問題は |
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とりあえず、育児休暇がとりにくい環境は、社会全体でスウェーデンみたいな制度をつくって、意識を変えればよくなるってことでいいよね? |
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うーん…。果たしてスウェーデンのようにいくのかって俺は思うけど |
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あー、たしかに。日本とスウェーデンは違うもんね。どんな風にすればいいのかな? |
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もう少し掘り下げて考えてみましょうか |
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◦子どもが一歳になるまで取得可能 取得率の低さにはいくつか理由がありますが、その中でも「職場に言い出しにくい」「家計が大変になる」といった事が大きな理由ではないでしょうか? 例えば、職場に言い出しにくい場合。40代後半~50代以上の方々は、女性の育休ですら当たり前ではない世代です。上司がそれくらいの年齢の場合は、なかなか会社に言いだせないのもわかります。 また、家計が大変という場合は、一般的には男性の収入の方が高いため、育休取得により世帯収入が下がってしまうことも考えられます。 そういったことから、取得率を上げるには、日本生命のように会社全体で制度化してしまうのは一つの方法ではあります。しかし、世帯収入の減少で考えると、会社全体で制度化されてしまっても、取得する側としても困ってしまう可能性があり、それが一番いい方法とは言えないかもしれません。 |
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これが日本の例よ |
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あ、今気づいたんだけど、日本って税率低いから、北欧とかとちがって社会保障制度とか、充実しづらいんじゃないのかな? |
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あー!!考えてなかった! |
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日本の税金の使い方はあまり良いとはいえないものね |
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結論。税の引き上げて、税制改革! |
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税の無計画な引き上げは不況を悪化させるよ?ってこれ、経済の授業でやったような… |
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やったわよ |
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企業も政府も余裕がないから、補助金とか出せないんじゃないかな |
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じゃあ、とりあえず税の使い道を見直せばいいんじゃないか? |
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『男性社員自身の意識のなかにも、育児休業取得の阻害要因が潜んでいる。すなわち、「せっかく築いてきた企業のなかでの地位やキャリアに傷がつくのではないか」、「休業中に収入が途絶えることに対して、家族の理解が得られないのではないか」といったような、男性社員自身の不安意識が、育児休業の取得を阻害している面もある』 |
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やっぱり俺たちの知らない世界だな。どうするのが正解なんだ? |
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むずかしーーー |
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問題を見直しましょうか |
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②育児休暇がとりにくい環境 |
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とりあえず、不況から脱却して、景気が上向きになってから税を引き上げばいいんじゃないかな。 |
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不況から脱却することが育児休暇がとりにくいことに対する解決策にはならないんじゃないか?それになる子の言ったことは成功する可能性もあやふやだと思うぞ |
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んにゃ。たしかに。 |
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育児休暇って、例えるなら部活を大事な時期に休むことと同じじゃないか?中途半端というか、頼りないというか、迷惑というか… |
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うーん…。あれ、そもそもなんで育児休暇取得率をあげようとしてるんだっけ? |
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母親の負担を少なくして、子供を産みやすくするためだ! |
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うーん、とりあえず、男性と女性の意識の違いを埋める努力をしたらいいんじゃないかな?やっぱり私はもっと男性に育児に参加してほしいよ。 |