会員登録している会社やカード会社などを名乗ったメールで偽サイトに呼び込み、
クレジットカード情報を入力させてしまうという「フィッシング詐欺」のような
タイプもあります。
会社の名前だけではなくメールアドレスやホームページまですべてを偽ってしまう、
完成度の高いなりすましです。
このタイプはまず、銀行等になりすました何者かからメールが送られてくるところから
始まります。
このメールは
フィッシングメールと呼ばれています。
もちろんちらりと見ただけでは本物か偽物かはわかりません。
なぜならば、
本物に似せているからです。
メール内にリンクが設置されており、飛んだ先のページで、IDとパスワードの入力を
求められます。
このリンク先のページも本物にかなり似せて作られています。
そこにパスワードを入力してしまうと、なりすまし犯にパスワードが知られてしまう
ことになります。
▲怪しいメールに添付されているURLからはなりすましのほかワンクリック詐欺にも繋がる恐れがあります
パスワードが知られてしまい、自分がそのパスワードを使いまわしている場合、
自分になりすまされる可能性もあります。
そうすると、自分の友人、家族、恋人、仕事仲間、取引相手等が次の標的にされて
しまうかもしれませんし、
最悪の場合、自分の信用が著しく損なわれ、人生を棒に振ることがあるかもしれません。
警察や銀行でも注意を呼び掛けていますが、「自分には関係ない」と思わず、
不審なメールには注意しましょう。