2014年10月25日 富士山クリーンプロジェクト 活動記録 今回、私達は富士山の麓に実際に行って不法投棄されたごみを拾ってきました。いくつかの班に分かれて清掃を行いました。私達が担当する作業場所に行ってみると、木材やトタン板、ビニールハウスの骨組みと思われる金属ワイヤーが大量に見つかりました。農家の家屋を取り壊した際にできた廃棄物だと思われました。さらに、清掃作業を続けていると、大量の植木鉢が地面に埋まっているのも見つけました。2時間の作業で、コンテナ2台分のごみを収集しました。 講演会では、富士山の現状をはじめ、様々な話を聞き、富士山の今後の課題や不法投棄の問題を身近に感じることができました。 富士山は、2013年6月、文化遺産として世界遺産に登録されました。 富士山は毎年30万人が登頂しています。ボランティア団体の真摯な活動を通じ、登山者の意識が変わり、5合目より上のゴミ問題は解消されつつあるそうです。一方、樹海などに産業廃棄物などを不法投棄されたゴミが、まだ問題となっています。 ボランティア活動を通じ、家はリフォームをしながら長く住むことでゴミを減らすことができると感じました。ゴミを処理するのには多額のお金がかかることも学びました。活動予算がコンテナ2台分でしたが、ゴミはまだまだあります。 日本の象徴ともいえる富士山を私達の意識と協力でゴミのない、美しい山に戻してあげたい、そう思った1日でした。
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