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終わりに(Conclusion) 
私達のサイトを見てくださりありがとうございました。


「子供の6人に1人が貧困状態にある」この言葉を聞いて、私達の住む日本のことだとはとても信じられませんでした。そして沢山本を読み、情報収集をし、学んでいくうちに、日本の貧困問題がとても深刻であること、社会保障費や国の借金のこと、人口問題のこと、女性の働く環境の厳しさ、母子家庭の貧困問題など、私達が直面する厳しい現状を知り、「このままではいけない!」と真剣に考えました。


私達に今何ができるか?ボランティア団体の活動についても調べ、すぐにでも出来る寄付なども実行しました。多くのボランティアの人々が、貧困に苦しむ子供達のために懸命に活動しています。その活動が実を結び、児童扶養手当の増額が決定したとも知りました。

貧困に苦しむ子供の叫びはなかなか届きません。私達が、この日本の現状を変えるために出来ることは、まずこの現実をきちんと知る事だと考えました。このサイトを通じて、一人でも多くの人に子供の貧困問題について伝えることです。
知識を得るだけでは駄目だと思いました。知識を得て、自分でしっかりと考え、日本はどうあるべきか、自分は何をすべきか、など自分の意見を持ち、それを発信する力をつけなければならないと考えました。



「サミットの真似事をして、何の意味がある?」「ばかばかしい。」「予算はどこにあるんだ?」と思われるかもしれません。「サイトについて>サイト名の意味」で述べましたが、「サミット」では代表達が一つのテーブルを囲みながら、自由な意見交換を通じて意見の一致を図り、物事を決定します。そして、その成果が宣言としてまとめられます。

私達は一人一人が子供の代表で、将来本当に政治家になるかも知れないし、国連で発言するかも知れません。しかし、私達は知識を得ることができても、自分の考えを持ち、意見を発信したり、活発に議論したり、皆の意見をまとめたり…といった経験をすることはほとんどありません。

そんな私達が、18歳になれば選挙権を持ち、政治に参加することになりました。日本の厳しい現状を知っている人は、日本の未来を真剣に考えている人は、一体どれだけいるのでしょうか?
自分で学び、考え、意見を発信する、その力が日本の現状を変えるし、子供の貧困を根本的に解決していくのではないか、と私達は思います。
私達がこのサイトを完成させるまでには半年以上を費やしました。しかし、まだまだやりたいこと、伝えたいことは十分ではないと思います。
私達は「貧困に苦しむ子供を救う社会」ではなく、「子供の貧困を作らない社会」を作るべきだと思います。私達中高生の「こんな日本にしたい」という自由な発想が、日本の明るい未来への懸け橋になればいいなと願っています。
ここまでサイトを見ていただいた閲覧者の皆さま、本当にありがとうございました!
メンバー一同

閲覧ありがとうございました!
この後にクイズがあります、ぜひ挑戦してみてくださいね!
また、よろしければアンケートにもご協力お願いします。

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