オゾン層破壊

オゾンは、高度15km~30kmの範囲に多くあり、オゾン層を地上に持ってくると、約3mmの薄い層になります。

オゾン層の成り立ちと効果

そもそも地球が誕生したころ、オゾンは地球上に存在していませんでした。しかし、海で生命が誕生し、酸素の濃度が増え、酸素が成層圏にまで達するようになると、紫外線によってオゾンが発生していくようになりました。
また、オゾン層があることによって、紫外線から私たちが守られています。

この画像は、サイト製作者が作成したものです。

紫外線によって起こること

紫外線によって、皮膚がん白内障を引き起こす原因となります。
オゾン層が破壊されることによって、そう言った病気を引き起こしやすくなります。

さらには、植物の生育不良が発生することも予測され、食糧危機が起こることも考えられます。

オゾン層破壊の理由

ではなぜ、オゾン層が破壊されてしまったのでしょうか。

主な原因は「フロン」と呼ばれるものです。フロンはかつて、「夢の化学物質」ともよばれ、冷蔵庫やエアコンの冷媒、スプレーの噴射剤などに使用されてきました。
しかしそのフロンは温室効果ガス一種であり、オゾン層を壊してしまうというのがわかってきて、現在では先進国を中心に大幅な規制がかけられています。
日本では、「フロン排出抑制法」が定められ、フロンを使った製品の回収を国として進めています。

ワークシート

ワークシートの書き方はこちら(PDF)

POINTと意見

POINT

  • 主にフロンによって、オゾン層が破壊された。
  • オゾン層は紫外線から私たちを守ってくれる。
  • フロンの回収をより進めるためには、どのような取り組みができるだろうか。

僕たちの意見

オゾン層破壊の阻止のために、旧冷媒を回収していくことは大いに賛成することができます。先進国も新興国も、旧冷媒を全廃することができれば、環境問題改善の大きな一歩になるのではないのかなと思いました。