溶かせば液体になり、冷やせば固体になるところや、
材料を混ぜて、違うものを作ることもできるところです。
また、加える材料や作り方によって、赤い色や青い色にもなります。
その他にも、材料や作り方が、ガラス製品に反映されます。
窓ガラスをひっかくと「キイキイ」なったり、
ガラスのびんに息を吹き込むと「ぼーっ」という音がなるなど、
多くの音がなるのもそうです。
固体は、分子が規則正しい配置に収まって移動しない状態を表しますが、
ガラスの分子は規則正しい状態には収まっていなく、
非常にゆっくりと移動し続けています。
そのため、ガラスは固体か液体かは明確になっていませんでした。
ガラスは石油から作れるプラスチックとは違い絶対に燃えることがありません。
今のところ地球上では、ガラスを高温にする限界が3000℃ぐらいなので、
それ以上のことはまだわかっていません。
しかし、ガラスはれんがや石と同じように、燃えないとされています。
ガラスって燃えないんだね。
知らなかったよ。
でも、まだまだ分かってないことがあるから
これから分かっていくといいね。
さて、次はガラスが透明なわけを見て行こう。
そういえば気にしてなかったけど、
なんで透明なんだろう?
ガラスは珪砂(ケイシャ)という砂を主原料にして作られますが、
もともと珪砂(ケイシャ)は透明度の高い水晶と同じ成分でできています。
高温で珪砂(ケイシャ)が溶け、いったん液体となり冷えて固まると、
結晶構造がくずれ結晶と結晶のさかい目がなくなります。
するとさえぎるものがなくなるので、光はまっすぐに通りぬけることができ、
ガラスは透明に見えるというわけです。