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恒温動物
周囲の温度が変化しても、体温を一定の温度に維持することのできる動物。等温動物や定温動物ともいう。ほ乳類と鳥類がこれに該当し、それ以外はすべて変温動物である。
恒温動物は、体内の熱の産出と放散とを調節することによって、体温を一定に保っている。 熱の産出(発生)は、動物が物を食べたときにおこる。食物を体内でタンパク質、炭水化物、脂肪などに変化させるからだ。また震えによって熱の産出量を増やしたりする。一方、熱の放散(放出)は発汗などによって行われる。
温度を感知する受容器(センサーのような役割)には、温受容器と冷受容器の2種類がある。受容器からの信号を受けとって体温をコントロールしているのは脳の視床下部にある体温中枢というところである。指令を受けた体温中枢から神経を通じて筋肉や肝臓、汗腺へ信号が伝わる。
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