Y)リサイクルを広めるためには、どうすればいいと思う?
N)みんなが協力すればいい!!
Y)そうだね。だから、いろんな企業や、団体の取り組みを、紹介しよう!!。
<[不要物=ごみ]じゃない!!!ゴミから省エネファッションショー>
古新聞、伝線したストッキング、虫食いの洋服・・・・・
これらの言葉からあなたはなにを思い浮かべますか?
なんと!こういった一見ゴミとも思えるものから洋服を作り、ファッションショーをしてしまった人たちがいるのです。
省エネルギーセンター(通産省の外郭団体)が主催したファッションショー「スマートコレクション1999」です。
730点の応募があり、1次審査を通過した30点をプロのモデルが着ました。
最優秀賞は、埼玉県の新井留美子さんと秋原厚美さんの、新聞紙を使った作品で古新聞40〜50枚をより合わせたワンピースでした。
ショーでは、プロのデザイナーも、省エネファッションをPRしました。
<カップめん容器変更>
最近、カップ面の容器をプラスチックから紙へと変える企業が出てきている。
カップめんの容器は、全体の九割以上が発泡スチレン製で、環境ホルモンの疑いのある物質が含まれている。
このため、研究者や自治体が安全性などを独自に検査する動きが広がっている。
ある企業は「環境への配慮」のため4月から、
全面的に三重構造の紙容器に切り替えた。ある印刷会社は発泡スチレン製容器に代わる断熱効果の高い紙カップの取り扱いを始め、
注文が増えているという。
最近コンビニエンスストアなどでは、紙の容器のカップめんが珍しくなくなってきた。環境ホルモンを心配する声が上がったのがきっかけだ。
しかし、ゴミの中身の6割が包装容器という現状の中で、カップめんの容器が紙に変わる事で、リサイクルができる可能性が大きくなる。
<再生紙の救世主!消えるインク>
〜60パーセントから80パーセントも無駄が省ける!!!!〜
高温で熱したり溶剤に浸したりすると消えるインクを、T社が開発した。
1998年10月から社内の書類をリサイクル用に使う一方、製紙会社やインクメーカーに技術供与し、2000年ごろから実用化する計画だ。
「紙のゴミの大量削減、ひいては森林保護にも役立つ」と、T社はPRしている。
○特徴
*普通のインクの成分である色素と発色剤のほかに、コール酸という、
牛の胆汁の成分から作った消色剤を混ぜ合わせてある。
**インクに120度以上の熱を加えたり、注射のときに使うイソプルアルコールを塗ったりすると、色素と発色剤の結合が分断され、
発色剤と消色剤が結合される。(これで色が消えた状態になる)
***溶剤で溶かせば、なんと10回程度は使い回しができる。
****すぐ読み捨てられる出版物に適している。
N、Y)いろんな人たちが、リサイクル活動をしているんだね。これから、もっともっとこういう活動が広がればいいね!