- 経口感染とは?
- 病原菌の付着したり混入している飲食料や食器を口に入れることで感染。
- 経口感染がおこる場所・ケース
- コレラ菌などで汚染された魚を食べた場合など。
- 経口感染により感染する病原体の例
- ここでは、経口感染によって感染する病原体(ウイルス・細菌・真菌)の一例について取り扱います。
- コレラ
- 汚染された飲食料を食べることで感染。コレラ菌は胃酸で死滅するので、胃が弱っているときに感染。
- A型肝炎
- 海外渡航で感染する人が多く、特別な治療法がない。回復まで3カ月かかることがある。
- ウイルス性胃腸炎(感染性胃腸炎)
- ノロウイルス、ロタウイルスなどのほか、細菌、寄生虫が病原体。吐き気など、いろいろな症状が出る。
下のグラフからわかるように、冬の時期に感染者が増える。
出典:「感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR) 2017年第50週」(国立感染症研究所Webサイト) https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2017.htmlより
定点当たりの報告数:1医療機関あたりの平均報告数
- 食中毒
- 食中毒(感染型)は食中毒菌が増えた食品を食べることで発症。生ものに多い。
- 急性白髄炎
考えるポイント
- 空気感染を防ぐためには、どのような方法があるだろうか。
- 空気感染がおこる場所やケースをさらに考えてみよう。
次のページでは「母子感染」について見ていきます。