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第二次コンゴ紛争

コンゴ紛争による難民の数は約213万人
難民の人々は、祖国へ帰りたいと願っています。
しかし、紛争が終わっても、多くの難民の人々が祖国へ帰れないまま、避難生活を続けています。

難民キャンプ

中には...
幼少期から戦争下で育ち、自分の国籍や故郷がわからない人が多くいます。

1.食料や水の不足
難民キャンプでは急増する人口に対応しきれていないため、水や衛生設備が不足しています。
現地では様々な支援団体が活動していますが、それらの給水量を合計しても未だ足りていない状況です。

2.広がる病気
エイズ(HIV)*患者は約100万人以上にも上ります。
また、マラリア*の流行甚大な被害をもたらしています。
特に子供の死の原因の約4割をマラリアが占めていて、そのうち死に至ってしまった子供は5歳未満が多くなっています。
エイズやマラリア以外にも、はしか*や栄養失調が原因として多く上がっています。

3.逃げ続ける避難生活
襲撃から何度も逃れ、避難先を変え続けているため、
大事な所持品を失くしてしまう人も多くいます。

4.避難所
難民キャンプのほとんどが平地にテントを張ったり小屋を建ててあるものですが、
中には学校などの建物がそのまま避難所になっている場合もあります。
しかし、避難民に対して、授業が再開されるまでに校舎やその周辺から立ち退くように求められてしまうことがあり、避難民はその後の行き先に困ってしまっている人がいるのです。

5.火災が多発
避難先でワラで小屋を作る際、十分な土地がないので小屋同士の間隔をあけることができず、ぎっちりと立ち並びます。
管理が行き届いていないせいで、火災が発生しやすく、その上一度上がった炎はあっという間に広がってしまうため、 1ヵ月で5ヵ所も火災が起きてしまうこともあります。

難民の人たち、紛争から逃れた後でも
こんなに生活に苦労しているなんて...。

本当ね。コンゴ紛争は規模が大きい分、難民の数も相当多いわね。
そして、食料も水も足りない...。

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