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ボスニア・ヘルツェゴビナ難民 困っている事

POINT

終結から8年経った2004年の時でさえ、国内難民は36万人、
ヨーロッパへの難民は37万人と言われる。
そんな中、難民の方々が困っていることは何なのでしょうか。

国内難民

彼らの多くは親族のもとで暮らしています。
一見辛いことはなさそうですが、被害の少ない都市にたくさんの人々が押し掛けたため、
多くの問題が残っています。

1.住む場所がない
場所
難民がたくさん集まった都市の一つである「バンジャルカ」はボスニア第二の都市ですが、
"1ベッドルームの部屋に6人住み"の世帯も多いと言われています。
寝る場所はきちんと確保できているのでしょうか...
とても健康に悪い生活を強いられてしまっているようです。

ヨーロッパの難民

安全な地を求めてヨーロッパに移住した難民の方々は
難民キャンプで生活しています。

2.厳しい気候
温度
難民キャンプで過ごしているからといって、生活が保障されているわけではありません。
木造やアルミ屋根の仮の住居は、夏は暑く、冬は0℃を下回るほどの寒さになってしまいます。
それもそのはず、建設当初は仮の住まいとするはずだったので、 定住するための生活環境はそろっていないのです。

3.衛生
バイキン
難民キャンプ内では、共同洗面所を使用することになります。
満足にシャワーを浴びたり、手を洗えない状態なため、病気の原因となってしまいます。

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